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【禅語#9】「祈り」で心を空っぽに|無心


今日の禅語は”無心”です。


普段日常会話でも使っていることば、無心


これは、心の中にあるさまざまな計らいごとを取り払うということ。


SNSを開けば友人の楽しそうな写真、遠い国では戦争が勃発しそうな雰囲気、このままではいけないんじゃ無いかという見えない不安感・・・。


こういった不安な要素は気づかないうちに、放っておくと頭の中を支配していきますよね。


不安な気持ちを引きずらず、「今ここ」に意識を集中できるように、今日のことばが皆さんのお役に立てたら嬉しいです。



無心とは?


無心──。


「祈る」とは、心を空っぽにすること。


無心になるということは、心の中にあるさまざまな計らいごと取り払うこと。


雑念を追い出して、裸の自分自身と対峙すること。


その時間を持つことで、人間は自分自身を取り戻すことができます。


「祈る」という行為は、まさに「無心」の状態をつくることです。


皆さんが、お参りをする時のことを想像してみてください。神社やお寺の本堂などに向かって、目を瞑り静かに手をあわせる。


すると帰り道は、どこか清々しい気持ちになっていませんか。


それはやはり、無心になる状態を感じたからかもしれません。


そういう意味では「祈る」という行為は何も宗教的な儀式に限りません。


家に仏壇があれば、毎日手を合わせることも可能です。目を閉じて、「行ってきます」と一言、言うだけでも構いません。


1日に1度、無心になる時間を持つことが大切なのです


そして時間がある時には座禅を組むのもおすすめです。部屋の中で静かに座り、自分の心と向き合ってみることです。


よこしまな考え方を追い出して、心を何者にも溜めず空っぽにしておくこと。


ただ、無心になることで、今まで見えてこなかったものが見えてきたりします。


無心になることで、悩みの本質が見えてきます。そうすることで。自分を客観的にみることができるのです。


やはり人間には、自分を見つめる時間が不可欠なのでしょう。


禅語とわたし


最近、朝の瞑想を日常に取り入れてみました。


一緒に働いている友人が以前ヨガに通っていたらしく、その際に精油の香りを嗅いでからレッスンを始めていたんだとか。


いい使い方だなと思い、私も早速真似してみることにしました。

◎方法
①精油を数滴両手に出し馴染ませます。
②そのまま顔に両手を持っていき呼吸とともに香りを楽しみます。
③その後、瞑想を始めます。

終わった後、肩の力が抜けて心地よい1日のスタートを切れています


特に昨晩ゆっくり寝れなかったり、何か考えすぎて鼓動が高まっている時にこういう時間を設けるだけで気持ちが穏やかになるんだなと身を持って感じているこの頃です。


そして、こういうひと時を過ごしていると、大金をかけなくても「贅沢な時間」は作れるもんなんだな〜と思います。


さいごに


私は大人になるにつれて、自分で言うのもなんですが純粋さが増していっているように思います。


どんどん、シンプルになっていく感じです。


看護師時代、先輩に患者さんのことで相談したことがありました。


その時の先輩の回答は

「児玉、厨二病みたいな考え方やな」と。


少し信頼していた先輩でもあったので、その当時はショックでした。


「何かを必死になって頑張ること、相手のために自分は何ができるかを考えることは大人には必要ないんだ」


「言われたことをロボットみたいにこなすのが、大人なんだ」


と、その時感じたのですが、やっぱりそう生きれない自分がいるのも事実です。厨二病と言われても、自分の気持ちに素直に生きたいと思います。


そして最近、取り入れた瞑想の時間。実は今までも時々していたのですが、「やらなければ」と義務感を無意識に持っていたような気がします。


その日、その日で違う”心と身体”


義務感からではなく、自分の心地よいペースで、続けていきたいものです。


では、今日も読んでくださりありがとうございました。おやすみなさい。

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