【シュミです】バイデン大統領の代わりは誰だ？🇺🇸🇺🇸🇺🇸

アメリカ大統領選は、
いま民主党の候補が
バイデン大統領で大丈夫なのか、
バイデン大統領で
トランプ前大統領に勝てるのかで
揺れまくっています。
表ではバイデン大統領で行くという
建前を繕っていますが、
なかでは代わりの候補にすべきだという
意見がうごめいているようです。
では代わりは誰になるのか、
1984年から大統領選を見てきた
マニアのわたしが紹介します。

▲カマラ・ハリス副大統領
カマラは
ご存知、初の有色の女性副大統領で
期待されましたが、
過去のチェイニーやゴアのような
存在感がなく、
人気もイマイチです。
しかしやはり
腐っても副大統領、
知名度は抜群で、
対トランプの支持率も
意外と健闘していて、
今のところ最有力と見られています。
しかし
民主党政権には
1968年の苦い経験があります。
現職のジョンソン大統領が突然
不出馬を表明して大混乱、
候補となった
ハンフリー副大統領は、
ニクソンに敗れました。
偶然か、
民主党大会の会場も
その時と同じシカゴです。

▲ギャビン・ニューサム知事
カマラと同じ
大票田カリフォルニア州の知事です。
まだ50代で
2028年の立候補に向けて
いまはバイデン大統領を支えつつ
足場を固めています。　
ギャビンは、
サンフランシスコ市長、
そして州副知事を務めてきた
地方政治家です。
あのシュワちゃんの後を継いだ
大ベテラン、
ジェリー・ブラウンを8年間も
支えた位ですから、
おじいちゃん上司を支えて
力をつけるのが上手とも言えます。
オールバックの髪型が決まっていて、
俳優みたいです。
ただ
リコールを食らって
圧勝した経験があります。
前の夫人は、
なぜかいまトランプの息子と
付き合っています。

▲グレッチェン・ウィットマー知事
自動車のまち
デトロイトがある
ミシガン州の女性知事です。
いわゆる
選挙を左右する激戦州の知事で、
民主党の地盤である
カリフォルニア出身の
カマラとギャビンとは違って、
ここに強みがあります。
まだ50代で、
女優のような華やかさがあります。
コロナ危機での対策で
評価されましたが、
これにトランプが噛みつき、
さらに評価を上げました。
グレッチェンをめぐっては、
FBIが、
グレッチェンの誘拐を計画していた
テログループを逮捕しています。　

以上3名が
事実上、争うことになると思いますが、
以下も有力です。

▲ジョシュ・シャピロ知事
最近、注目されている
有望株です。
こちらも激戦州、
ペンシルベニア州の知事です。
フィラデルフィアがある
ペンシルベニアは
もともとバイデンの出身地ですが、
あまり人気がありません。
シャピロなら
グレッチェン同様、　
中西部で力を発揮できます。
しかしまだまだ知名度がありません。

▲JBプリッツカー知事
シカゴがある
イリノイ州の知事です。
シカゴと言えばアルカポネ、
海千山千の
生馬の目を抜く政治で知られます。
オバマ大統領はじめ、
エマニュエル大使の地盤でもあります。
プリッツカーも例外ではなく、
大富豪の出身です。
　
▲ウェス・ムーア知事
まだ40代、
メリーランド州の若手黒人の知事です。
大麻絡みで大量の恩赦を出して
一役脚光を浴びました。
オバマの再来を望む声もありますが、
メリーランドは
もともと民主党の牙城で
小さい州なので、
もうひと頑張りが必要てす。

▲アンディー・ビシアー知事
世襲の40代の若手です。
保守的なケンタッキー州で
人気なことから
同じように南部の保守的な
アーカンソー州から大統領になった
ビル・クリントンの再来を
期待する声もあります。　　

▲ロイ・クーパー知事　　
南部ノースカロライナ州の知事、
ノースカロライナといえば
バスケの神様マイケル・ジョーダン、
こちらも激戦州、
保守地盤ゆえの期待があります。　

▲ジャレッド・ポリス知事
コロラド州の知事です。
コロラドも大事な州の一つで、
最近は民主党が強いです。

アメリカでは
中央政界である
ワシントン政治に対する
不信感が強く、
州知事への期待が大きいわけですが、
▲ミネソタ州の
エイミー・クロブッチャー上院議員、
▲ニュージャージー州の
コーリー・ブッカー上院議員、　
▲アリゾナ州の
マーク・ケリー上院議員、　
しかも元宇宙飛行士、
▲ジョージア州の
ラファエル・ウォーナック上院議員、
▲ペンシルベニア州の
ジョン・フェターマン上院議員、
▲カリフォルニア州の
ロ・カンナ下院議員、
さらには
▲ピート・ブディジェッジ運輸長官や
▲ジーナ・レイモンド商務長官を押す
声もあります。
おじいちゃん同士の
大統領選には
ほかに実力者はいないのか、
とよく聞かれますが、
ご覧の通りいるんです。

参考にしていただければ幸いです。
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