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ソーシャルワーカー21のアウトプット⭐︎がん相談研修

皆さんこんばんは♪

いつもソーシャルワーカー21の記事をご覧くださり、誠にありがとうございます!!

本日もソーシャルワーカー21のアウトプットにお付き合いください☆

前回の記事です。

自己研鑽の一環で自分の学びのためのアウトプットと、皆さんにも情報提供していきたいと思います。

「認定がん専門相談員の更新を目指した研修」になります。


今回の内容は「社会資源」になります。

医療ソーシャルワーカーが得意とする分野です。

「社会資源」とは、患者さん、ご家族の問題の解決・課題達成・ニーズの充足に活用できるもの全てになります。社会福祉制度、ヘルパーさん等の人も社会資源です。

これからは家庭内のサポーターが減少します。若年層の方、核家族の方のがん患者の増加があり、医療現場においても社会的・経済的問題に積極的に関わり、社会資源の有効な活用を発信していくことが重要です。

そしてがん患者さんには、診断初期、治療開始・入院、退院・社会復帰、進行・再発期、終末期・死別と、それぞの時期で困りごとが変わります。

例えば診断初期は、病気の受け入れ時期になります。
今後の治療の不安と、医療費がどの程度かかっていくか不安になります。
生活費・医療費の支援制度を使うことが多いです。

治療開始・入院時期は、治療を行うことでの影響についての支援。
副作用対策の支援(脱毛に対する医療用カツラ)、卵子や精子凍結保存。
子育て世代の方だと、お子さんの預かり先の支援も必要になります。その場合は児童相談所に相談ですが、こちらも社会資源になります。

退院・社会復帰時期は、就労支援や生活を支える社会資源が必要になります。
生活の支えはヘルパーや訪問看護師、デイサービスなどが社会資源になります。

進行・再発期は、緩和医療や移動手段の確保、家族の介護負担の軽減を目的とした社会資源の活用に変化していきます。
具体的はレスパイト入院(家族が休むための入院)、施設の短期入所(ショートステイ)支援になります。

終末期・死別期は、看取りに向けた支援、遺族の生活の再設計(経済的な自立)、遺族への悲観サポートに変わります。

このように疾患の特性や治療に伴う身体の変化を見据えた社会資源の見極めが必要です。

病状の変化で、社会資源の活用も変化します。

あとは社会資源を利用する際に忘れてはいけないことは、『日本の公的制度は、原則申請が必要』です。

利用できる権利があっても、申請しなければ利用できません。

社会資源は「困った」と言語化する人だけのものではなく、全員が平等に利用できるものです。
「知らなかった」が故の不利益を無くしたいです。

今までソーシャルワーカー21が書いた年金や障害者手帳についての制度説明も講義で出ましたが、今回は省略します。

貼り付けておくので参考にしてください。

最後まで読んでくださってありがとうございました😊

明日もよろしくお願い致します🙇‍♂️

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