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〈小説〉腐った祝祭

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お話がとても長いので、一節ずつをここにまとめてみようと思います。 よろしくお願いします。
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2023年6月の記事一覧

小説|腐った祝祭 第一章 2

 朝食の食卓で、サトルがフォークの先でスクランブルエッグをつついている隣では、ミリアがお…

mitsuki
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小説|腐った祝祭 第一章 3

 子爵家が所有する美術館の新しい展示物披露のため、その日、館は貸し切りになっていた。招待…

mitsuki
1年前
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小説|腐った祝祭 第一章 4

 出迎えてくれた警備員に聞くと、客とクラウルは執務室にいるということだった。 「警察は呼…

mitsuki
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小説|腐った祝祭 第一章 5

 パーティーはモルガの自宅ではなく ――何しろ彼女はアパート住まいだったので、ホームパー…

mitsuki
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小説|腐った祝祭 第一章 6

 公邸の居間にたどり着くなり、ナオミはソファーに崩れるようにして座った。 「ああ、緊張し…

mitsuki
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