支援業者からの指摘
絶賛就活中の私はとある大手企業に実習に行くまでこぎつけたことがある。
その会社はリソースに余裕があるのか障害支援機関と契約しており、実習中は会議室でその担当の方が定期的に様子をチェックしてくれる。
実習のうち1日、私は翻訳業務を担っていたが翻訳はキリが悪いと中断できない。
そこで指摘されたのが「過集中」だった。
「過集中」とは何か
過集中とは発達障害を持っていると起こりやすい現象の一つである。
作業に集中するあまり時間を忘れてしまうのが一般的な症状ではあるが、極端な例になると
呼ばれても全く気づかない
邪魔されたくないため作業に支障をきたす
食事や睡眠を忘れてしまい健康を害する
興味、関心がないことが一切できない
といった困りことになり現れてくる。
実習中なにが起こったかというと、作業に集中するあまり支援業者の担当者さんに「会議室に到着するのが遅れます」という連絡を入れるのがかなり遅くなってしまったのだ。チャットを送ったのが約束の時間ギリギリだったと思う。
自分のための作業さえも
最近、推し活遠征のために旅程を立て始めた話をした
実は旅の下調べをしていてもそうなのだ。
私は毎日決まった時間に母に手伝ってもらいながら一緒に夕食を作る。
しかし遠征が決まってからというもの、どこで何時に食事を取ろうか、空港内の移動はどのくらい時間がかかるか、調べることが多すぎて作業に没頭してしまっている。
心配性なのも少し影響しているかもしれない。
しかしこの細かい時間管理も過集中を避けるための大切な作業なのだ。なぜならラウンジに入ってWi-Fiなんて入った日にはいつまでライブレポートの作成やら、旅の記録動画の作成やら、Xやらをしているかわからないからだ。
ちゃんとアラームをかけて行動しようという戦略だ。(スマホでアラームをかけておけば嫌でも画面上に出てくるので作業を中断せざるを得ないという作戦だ。)
さあ、こんな私は果たして無事大阪日帰り旅行できるのだろうか。
その答え合わせはこちらから
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