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【ホビット達へ告ぐ・2】とはいえ、身長伸ばしたいよね~成人してからのアプローチ~

 身長は骨端線が閉じると共に伸びなくなる。これは、身長について調べたことのある者なら知っているだろう。
 だから、もう身長の伸びが止まっている場合、出来ることは持っているポテンシャルを最大限生かすこと、もしくは骨延長手術を受けるかだろう。

 

ポテンシャルを生かすには?

 猫背・O脚の矯正。これらを正しく行えば、3㎝、あるいはそれ以上身長が伸びたって不思議じゃない。
「んなこたぁ分かってるよ」

 ま、そうだろうな。きっとYouTubeでその手の動画を検索しまくったんだろう。私にもその記憶がある。
 ただ、ストレッチの方法は教えてくれても、あなたの骨の位置がずれた原因は教えてくれなかっただろう。
「スマホの見過ぎだとか、色々教えてくれたよ?」

 確かにそれはその通り、ストレートネックの原因のトップ3はスマホの見過ぎだろう。
 ただ、私は最近疑問に思ったことがある。

 どうして「ポケットに手を突っ込んで歩くこと」についての指摘が少ないのか?

”姿勢が悪い”を考える

 普通に暮らしていて姿勢が悪くなる動物は、まずいないだろう。それは人間も同じはずだ。
 では、文明発達前の我々ホモサピエンスは、アフリカ大陸でポケットハンドをしていたか?答えはもちろん、ノーだ。

 ロジックはシンプルだ。
 ズボンのポケットに手を入れると、肩が前に出るはずだ。(腰パンしていたら尚更)肩が前に出ると背中の筋肉が引っ張られる。それをニュートラルにするため、今度は背骨が前に曲がる。そうなると、顔が若干下に傾く。それをカバーするため、首が不自然な曲がり方をする。(顎を突き出すようになる)
 巻き肩・猫背・ストレートネックが勢ぞろい、まるでアベンジャーズだ。

「ポケットハンドが姿勢に悪そうなのは分かった。しかし、それとO脚にどんな関係が?」

 ちょっと起立して良い姿勢を取ってほしい。頭頂部が糸で引っ張られているイメージを持って、胸を外に出す感じで。
 多分、体重がつま先側に乗ったんじゃなかろうか。それも親指の付け根、母指球に。
 その次に、悪い姿勢を取ってみればすぐに分かるだろう。今度は踵に体重が移動した。
 
 本来、歩行時には踵で衝撃を受け止め、母指球で地面を蹴って移動するように我々の体は出来ている。
 それが悪い姿勢の場合、地面を蹴る時に母指球に体重が乗っていないので、足の小指側で地面を蹴ることになる。

つまり、「姿勢が悪いと不自然な歩行になる。その結果O脚になる」という訳だ。

 ストレッチの時間は一日何分だ?風呂上がりの五分?歩く時間は、多分もうちょっと長いだろう。日々の意識が姿勢を変えることは、あなたはもう知っているはずだ。後は実践あるのみだ。

 ここから先はただの与太話かつ無駄話なんだが、ところで、私バンドッグは少々金欠である。(訳は聞かないでくれ)
 ハッキリ言って、ここから先の有料ゾーンは全く見る必要がない。だけれども、缶コーヒーを私に奢って、かつ一緒に時間を潰してくれるリッチな暇人がいれば、ぜひ同伴をお願いしたい。

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