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全ての相談員に告ぐ。児童相談所に丸投げするべからず。つないでよしはダメ。あなた自身が同伴し、付き添ってケアすべき!!

 18歳未満の子供たちが、勇気を振り絞り、公的機関や民間の相談機関に相談しても、いつも答えは同じ。
  「児童相談所に相談して下さい。」
本当にそれでいいのか? どれだけその言葉が子供を傷つけ、大人への不信感が募られていくことになっているのか分かってない。全てと言わないが、多くの相談機関の人たちは、そのように児童を扱う。また、傾聴するだけで終わる民間相談機関のカウンセラーが多く、虐待を受けている子供の環境は変わらず、被害に晒され続ける。
 実父母の早期離婚により、義父が同居し、義父から性的虐待を受けている女子児童が多くいる。また、母子家庭の子供たちが精神病の母親からの虐待に晒されている。このようなケースは、傾聴するだけの民間NPOはほんとんど役に立たない。また同じような悩みを抱える子供たちのチャットなどでは、無論、解決しない。
 劣悪な環境からの脱去のためには、医療機関や心のケアと合わせて、衣食住を世話することが必要となる。このような家庭で育った子たちが、トラウマを抱え、オーバードーズ、リストカット、自殺念慮に苛まれ、生き辛さを抱えている。
 それでも、この世界の誰かを信じて、子供たちはSOSを送るが、公的相談窓口の相談員や支援員は、18歳未満と知るや否や、同じ言葉を繰り返す。
  「児童相談所に相談して下さい。」
違うだろう。
 本人の話を自身の魂で受けめ、そして、同伴して一緒に動くべきである。一緒に、児童相談所、生活保護の窓口、法テラスに行き、本人に代わって、公的機関につないで欲しい。言葉だけで、子供に児童相談所等を勧めるのは無責任である。子供たちは、一緒に動いてくれる大人を求めている。言葉だけの人は信頼しない。また、一人で児童相談所に行っても、あしらわれ、親元に帰されることが多い。その時、あなたが子供の味方になり、児童福祉司に強く語るのです。
  「虐待通告します。」
  「もしあなた方がしなければ、人命に関わるので、警察に通報します。」
 このくらい、本気で強く言わないと、公的機関は動かない。特に、面倒臭いことを嫌う、腐ったベテランの職員は動かない。若い職員は心が純粋ですぐに動いてくれる。
 性的虐待を受けている女子児童については、特に強い動きが必要である。
 他機関につないだ後も、当分は関わってほしい。本当に子供たちのケアをしているのか見守っていくことが大切である。なせなら、すぐに親元に帰したり、子供たちが望むこととは異なることをする支援機関もあるからである。例えば、自立援助ホームに入っても、少しでも条件に合わないと、衣食住も確保されないまま、すぐに追い出すケースも散見される。そんな場合、大人である対人援助職のあなたが見守っておけば、規制がかかり、子供を見放したり、追い出したりできなくなるからである。誰かとの一対一の人格と人格の関係がないと、支援は挫折する。つないでよし、とする安易な考えは捨てるべきである。自らつながろうとする支援者こそが本物である。
 それが、どんなに苦しくても、生きることを辞めずに、この世界の誰かを信じて、助けを求めてくる子たちに対する態度ある。
 

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