変な喫茶店で相談１

人生相談してみたいって、メニュー表にある人生相談を指さしながら聞いてみた。

髭メガネは少し意外そうな顔をしたけど、すぐにいつものヘラヘラに戻って
「いいですよ〜笑」って。

うちの職場って、大企業ではないから立派な組合はない。

日頃働いてるときの給与関係とか、働き方とか、時間とか、残業とか、、なんかそんなやつは直接社長の前に主任に言うって決まってて。

言うって決まってるけど、
言ったからって社長まで届く時と届かない時とある。

同僚が、よく私に仕事のアレコレを言ってくるんだけど、
決まって最後には、
「りょちゃんも、そう思わない？ 誰に伝えたらいいのかなー？」って

入社して数年経つし、誰に言うのかも知ってるはずなのに

今までに数回、上司に言っても
「ちょっとそれは言いにくいなぁ」って流されそうになったことを社長まで直談判したことがあるから、私にいつも言うんだろう。

また言ってこいよって暗に。

でも、最近やっと頼られてるんじゃなくて、使われてるってのを自覚した。
前は頼られてると思っていたから同僚の代わりに意見をすることもしばしば。

直談判した結果、まぁそうなるのは必然だけど、社長から小煩い女ってなってしまってるだろう。

同僚は今までと変わらず上司とキャキャしてるけど、私はなんか気まずかったり、、

直談判して改善はされたんだけど、
改善されても同僚は次から次へと愚痴を話して「どうしたらいいと思う？」って聞いてくる。

そりゃ、、同じ不満は持ってるけど、、

「なんだかなーって感じです」

ってなことを話してみた。

仲良しの姐さんにもこんなことはなんか言えないし、姐さんは部署が違うから話されても困るだろうし。