変な喫茶店で相談３

「あと、職場の待遇やら何やらかんやらに対する不満って、大なり小なりみんなあると思うんです、私もありますけど。。
解決策出してもさらにかぶせて不満を言ってくるのって、あれってどーしたらいいんですかね。   
じゃあ、どうしたらいいかなって聞いても何も言ってくれないんですよね、大抵。
終わりが見えんというか、不機嫌になって終わっちゃうというか。
どーしたいのかなって思うんですけど。。」
ってな感じのことを話したと思う。

「あー、それはあれだよ。」

髭は今度はとても意外な回答をして私を困惑させてきた。

「その相手は別に解決したい訳じゃないとか」

え…どーいう意味( °꒫° )？

「ただ、文句言いたいだけなのにあなたが解決案ばかり出してきて面白くないとか」

「・・ごめんなさい。ますます分からない」
不満があるのに解決したくないってこと？
え、、なんで？

グルグル考え込む私に髭が笑いながら、

「あなたみたいに真面目にどーしたらいいかなって考える人と、ただただ不満言うのが楽しいって人もいるかもしれないですよ？」

不満が楽しい…??

「そう。だから楽しみを奪っちゃったら反感買うのも仕方がないんです。」

「えー、、、」

「あなたは不満を言うのが悪いことみたいに思ってるみたいだけど、不満を言ってるだけでも別にいいんですよ。それがその人の正義だから」

「不満ばかり言ってないで、解決策考えなきゃって思うあなたも間違ってないですよ(ت*)？   でも、相手の正義を否定したらダメなんです」

否定、、
否定してるつもりはなかったけど。

否定してる事になるのかな。

不満や問題は解決するのが普通だと思っていたのに、そうじゃない人もいるってこと、、？

えー(꒪⌓꒪)

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