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14,ドリームカンパニー

何かに、迷った。
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シリーズもの14曲目です。
ノリノリで駆けだすような曲です。
基本明るいのに急に暗く怪しい雰囲気になるのが当時の僕らしい。
以下この曲の物語。
「扉を開くと白い蒸気が視界を覆った。
扉の中からより強い機械音とオイルの臭いが漏れている。
恐る恐る扉を抜けると蒸気の向こう側に小さなぼんやりとした光を見つけた。
視界の悪い中、微かな光を頼りに進む。
床には白い敷石が敷き詰められ所々に穴がある。
穴の上には網がかけられていおり、蒸気はその穴から出ているようだった。
近づくにつれ、その光が天井から吊るされた錆び付いた傘のついた電球のものである事に気が付いた。
電球の下にはガラス瓶が置かれ、瓶の中にはあの本の中で見た花によく似た歯車が浮いている。
よく見ると、所々にぼんやりとした光が浮いており、その下にはやはり瓶があった。」

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