シリーズもの7曲目です。
がっつりホラーです。
輪郭のつかめない、正体のわからない恐怖がテーマです。
でも絵本の世界をイメージしているのでどことなく可愛さも入っています。
重いふわふわとした不思議な感覚を楽しんでくれると嬉しいです。
以下この曲の物語。
「一目見て、その家から目が離せなくなった。
古びた道に立ち並ぶ家々。
その中で唯一赤茶けたレンガで建てられた家があった。
灰色の石材で作られた家が多い中、その家はとても目立っていた。
だが、目を引いた理由はそれだけではない。
庭先から玄関前、地面が見えない程 落ちてる写真。
窓や玄関扉にもよく見ると写真が張り付いている。
一枚拾い上げて見てみるが、霧の所為か酷く滲んでいた。
辛うじて4人の人物が写っているように見える。
雰囲気から、それは家族写真のようだった。」