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「あらためて学ぶWeb広告」第1回 Web広告の基本となる「運用型広告」を学ぼう!

新通観光プロモーション戦略室のデジタルメディア担当です。先日の記事ではオールドメディアと呼ばれるテレビ、ラジオ、新聞、雑誌のマス4媒体を簡単に紹介しました。
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今回からは「あらためて学ぶWeb広告」をテーマに数回にわたってお伝えしたいと思います。
Web広告はまったくわからないという方々はもちろん、そうでない方々も是非参考になさってください。意外と “思っていたことと違う” といった間違った認識があるかもです。私も、たまに「あれってどうだったっけ?」と人に尋ねたり、Googleを瞥見したりします。
人間、一生勉強ですね。。。
 
Web広告とは文字通り、Web上のメディアやSNS、メールに掲載される広告のことです。インターネット広告、デジタル広告も同じ意味で使われていますね。

第一回目はWeb広告の基本となる「運用型広告」をさらっと。。。


【運用型広告とは】

運用型広告とはなんでしょうか?
これも文字通り、運用する広告です。掲載する先や広告枠、掲載期間、広告の内容やクリエイティブ、広告予算、入札額、ターゲット(オーディエンス)などを色々と変更したりして運用しながら効果を高めていける広告です。
例えば、途中で掲載先のWebメディアを変更したり、広告のビジュアルやキャッチフレーズ、広告コピーなどを調整することができます。
また、成果のいい媒体やクリエイティブ(広告素材)の予算を増やしたりといった柔軟な運用をおこなうことも可能です。

この運用型広告の特徴は、先日紹介したマス4媒体の新聞や雑誌などと比べるとわかりやすいかなと思いますが、新聞や雑誌広告は予算を使って広告を出したらもう後戻りできません。勝負は一度きりなんです。ところが運用型広告はある期間を継続的に広告配信していく中で状況に応じてチューニングしていくことができるんですね。

Web広告にも運用型ではないマス広告のような方式もあって、これは予約型広告、買い切り型広告、純広告などと呼ばれています。

運用型広告は小さな予算から始められて、広告運用がしやすく、企業の規模や業種を問わず活用できるため、Web広告では主流になっています。インターネットで目にする広告の8割近くは、運用型広告だといわれています。

【運用型広告の種類】

運用型広告にはどんなものがあるのでしょうか。

主なものには、「リスティング広告」「SNS広告」「ディスプレイ広告」「動画広告」などがあります。
SNSのタイムラインの中に出てくる広告やYouTubeの動画の途中に出てくる動画広告も運用型広告です。

リスティング広告とは検索連動型広告で、GoogleやYahoo!で検索すると検索結果の上の方に出てくるスポンサーと表示のあるテキスト広告です。

ディスプレイ広告とはWEBサイトの広告枠に表示される画像広告、動画広告、テキスト広告のことで、バナー(直訳すると旗やのぼりで広告画像のことを言います)で表示されることが多いため、バナー広告とも呼ばれます。ディスプレイ広告にもさまざまな種類があるので、またの機会に詳しくご紹介しますね。
 
それでは次に運用型広告のメリットとデメリットについて少し触れておこうと思います。

【運用型広告のメリット】

<配信設定を自由自在にコントロール>

運用型広告のメリットはなんといっても、広告予算や配信内容、配信頻度などを流動的にコントロールできることです。

広告のレスポンスを見て分析して、「費用対効果が低いとわかった時点で広告を打ち切る」、「いくつかのパターンを配信して反応の良い広告に集中する」など、運用型広告なら、徐々に配信先を増やしたり広告内容を変えたりできるため、リスクを低く抑えられます。

<低予算でも始められる>

運用型広告の入札価格は、数円単位から設定でき、月数万円や数十万円程度から運用できます。

そして、「急にクリック数が伸びたり、広告表示数が増えて予算オーバーしたらどうしよう」と考える人もいるかもしれませんが、安心してください。多くのプラットフォームでは1日の予算や月単位の予算の上限設定ができるため、予算オーバーを気にすることなく広告の運用ができます。

<細かいターゲティングが可能>

運用型広告では、広告を見せたいターゲットに対してピンポイントでリーチすることが可能です。

ターゲティングはさまざまな設定が可能で、ユーザーの年齢や性別などのデモグラフィックを絞り込んだり、掲載先サイトのカテゴリや配信エリアの設定、ユーザーの興味関心を設定したりできます。
リスティング広告では登録する検索キーワードによって、特定のニーズを持ったユーザーに絞り込めます。

<ユーザーからの反応がわかり改善しやすい>

運用型広告の場合、インプレッション数(表示回数)やクリック数、あるいは自社サイトに誘導したあとのコンバージョン(商品購入や資料請求など)数などを定量的に測定できます。

これはマス広告にはないWeb広告の大きな特徴ですね。
つまり運用型広告は、従来よりもデータ志向のマーケティングが可能になって、経験や勘に頼ることなく、客観的なデータをもとに、運用成果を高めていくことができます。

【運用型広告のデメリット】

<成果を出すには知識とスキルが不可欠>

運用型広告は誰でも簡単にはじめられますが、成果を出すとなれば、それなりの経験と知識が求められます。
予算配分やターゲティングなどの細かい設定ができる分、どこを調整するべきか悩むことも多くなります。
このため、長期的な施策として取り組み、経験を積んでいる広告会社などのパートナーを選ぶ必要があります。

<運用はかなりの手間がかかる>

運用型広告は自由度が高い分、配信設定や運用中の調整に手間がかかります。自動で運用するツールやサービスもありますが、小規模ではなかなか活用しにくい面もあり、やはり手間はどうしてもかかってしまいます。
一度出稿したら終わるマス広告と違い、常にPDCAを回していく運用型広告は労力(コスト)が大きくなりがちです。

今回はこれくらいにしておきましょう。
次回は運用型広告各種をもう少し詳しく紹介していきたいと思います。
 さまざまなプロモーション・広告手法を知って活用して、観光を盛り上げていきましょう。

広告と消費は"チマタ”にあふれている…
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第2回 運用形広告の記事UPしました!
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