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全然ちがう


私の娘は以前にも書いたが、非常に「我」が強くて、「自分」を持っている。
自分がいいと思えば、周りの目なんて気にしない。という「クレヨンしんちゃん」のマサオくんもびっくりの、強靭メンタルを部分的に持っている。(普段は慎重派)

ひどいよ!そんな言い方!

さっぱりしているので、男子みたいだなぁと思うときがある。
私みたいに、しつこくいつまでも、いらん事を覚えていて、心の中に黒いドロドロしたものを生み出し続ける、、なんてことはなさそう。

自己肯定感は高い方だと思う。

女子中学生という、いろいろ難しいお年頃なのに、一向に難しいお年頃にならない。
反抗期がない子もいるらしいので、別に悩まなくてもいいんだけど、心配しているのはそこじゃない。

「オシャレ」に興味がないことが心配。

買ってあげたペンケースも、「ありがとう、、」と言って一応使ってくれるが、自分が小2から使っているペンケースに、コソッと変えたのを私は知っている。

しかも、その小2から使っているペンケースの渋さといったら、なかなかだ。
ナイロン地の紺色のペンケースで、お受験ママが持っていそうな地味さ、、

娘は出かける時も、スマホとハンカチをポケットに入れて出かける。

バックは持たない。
持っていないのではない。持たない。

ポケットのない服のときは、私のバックに入れてくるので、「バック持ってきなさいよ!」と言うと、「面倒くさいから」と一刀両断される。

思い起こせば、小さい頃から私と好みが全然ちがった。
私は子どもの頃、色付きの消しゴムや、香り付きティッシュを買ってもらえなかったので、自分の子どもには買ってあげよう、と思っていた。

しかし、娘に香り付きポケットティッシュを買っても、色付き消しゴムを買っても、ペンケースを買っても娘は喜ばない。
一応使ってくれるが、すぐに「コレじゃなくて、こういうのがいい」と好みを言ってくる。

娘なりに気を使っているのが分かるので、私も「せっかく買ってきたのに!」と腹を立てたりはしない。

まだある。
私は小さい頃、ポテチやポッキーが食べたかったのに、親が買ってくるおやつは、せんべい、クラッカー、黒棒、丸ボーロ、、
全体的に茶色い菓子ばかりだった。
しかし、娘はその茶色い菓子が好き。

好みが全然違う。
なんなんだ。チョコパイおいしいだろう!


なんだか昔、自分が憧れたバレリーナになれなかったから、娘に自分の夢を託す「よろしくない母親」になりそうなのでやめようと思っているが、ついつい余計なことを言ってしまうし、やってしまう。


以下、娘が私と全然違うところ。
・甘いものが嫌い
・生クリームが嫌い
・ラブコメが嫌い
・歩くのが速い
・用事が終わったらさっさと帰りたがる
・絵を描くのが嫌い
・運動が好き(私は運動が嫌い)
・煮物が好き(今は好きだけど、子供の頃は嫌いだった)
・冷凍食品が嫌い
・マックやスタバが嫌い

ぱっと思いつくのはこんな感じ。

私の一方的な思いで、娘をまるっと包んでしまいそうになるのをこらえている。
(子離れできてない、良くない記事になっている気がしてきた、、)


ここまで書いて、この事を娘視点から見てみたいと思った。
「ママが勝手にペンケースを買ってきてどう思ったか?ママのセンスをどう思ってるのか?」

今度聞いてみようと思う。

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