10/19(木)
私は今度のライブでフリップ芸をやるお笑い芸人。
新宿の世界堂にフリップを買いに行く。
IKEAの方に渡る横断歩道で、斜め前の人がカバンから何かを落とした。気づいていない。
後ろの人がその何かを拾い上げた。
それをじっと見つめている。
よく見たらそれはチョコのダースだ。
本来なら早歩きになって肩を叩いて落ちましたよだが、
その人はペースを落とさず、そのまま真っ直ぐ歩いて行った。
人が落としたダースぜったい要らないだろ!
新宿の人ってやっぱ変な人いるんだなと思った。
最寄駅によく行く松屋があって、
元気な松屋の外国人がいる。
その人が好きだ。
その人は肉を大盛りにしてくれる。
その人と俺はグルである。
次郎系ラーメン屋に行った。
混んでいそうだったが奥のカウンターに座れた。自分の横が1席空いていて、その隣に
おじさんがいて、そこでテーブルは角になっていて
おじさんの奥の角が一席が空いている。
店に若い大学生くらいの男2人が入ってきた。
スタッフ「2名さまですね。」
おじさんが、瞬時に
テーブルのレンゲとおしぼりとお冷をスライドさせ、角の1席に移動した。
スタッフ「お気遣いありがとうございます!!」
気遣い歴が大分長そうなおじさんだ。素晴らしい。
次郎系ラーメンはラーメンが出される前に
トッピングをお店のルールで伝えなきゃいけない。
隣のお客さんがトッピングを聞かれている。
スタッフ「トッピングどうされますか!?」
隣の客「にんにく、あぶらで」
スタッフA「はい!」
スタッフAは店長らしき人の元に少しスライドして移動して声を発する
スタッフA「3番さん、野菜、あぶら」
店長らしき人「にんにく、あぶらだろ?」
スタッフA「今日やばいっすね。」
店長らしき人「いやー、今日ミスしすぎでしょ。」
スタッフA「いや早く帰りたい気持ちが出過ぎて、
めっちゃやっちゃってるかもしんねーす。」
言うんだ
店長らしき人「だよねぇ?」
めっちゃ働きやすい職場
職場の風通しがオランダの大きい病院くらい良い。
オランダの大きい病院ってそうなの?
私は怖いもの知らずと言うか胃袋のキャパ知らずというか少食なのに決して麺の量は減らさない。
食券機に1000円を入れて光るグラム数を選ぶボタンに、
どんなもんだよ、お前さんよぉって
聞かれてる気がして。
食べ始め、
最初元気よく自分で発注していたはずのあぶらと
山賊の宴用の巨大豚がのどを通過したところで、
胃袋NGにより、食道通行制限システムが自動作動し、
身体が食べものを受け付けなくなってしまった。
全く大丈夫だ。次郎は精神な食べ物だ。
私ははなから自分の肉体などに期待はしていない。
次郎は私の精神にとっての栄養を与えてくれるのだから。
次郎は
脳で食うんだ!
脳で食うんだ!
さあ!
ガッ!ガッ!ガッ!
口がめんでいっぱいになった。
お冷〜お冷〜
お冷を飲んだら、味のない麺だけが残った。
頑張って完食
少しだけあぶら汁に沈めた。ほんの少しだけ。
でも、めっっちゃ美味かった。
ありがとう。
隣の人が元気よく
ご馳走様でした!おいしかったです!!と言ったので、
俺はあえて、芯からご馳走様でしたと言った。
ギャグ漫画日和を読んだ。面白い。
色々楽しかった。
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