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「みんな凄いな…私はダメダメで足を引っ張るばかり」な思考スタンスは、完全悪?


あなたは、ネガティブ思考ですか?
それとも、ポジティブ思考?


このタイトルで、読みに来てくださったということは、ネガティブ思考の状態の方が多いかな~と予測しています。


ちなみに私は、今ではポジティブ思考になったと思いますが、数年前まではバチバチのネガティブ思考でした。

『これをしたら失礼かな』
『こんなことしてしまったから、使えない奴だと思われた』
『バカだから、私の意見なんて何の役にも立たない』


そんな風に考えて、誰かと接することを避け、挑戦することもなく、自分の
思いや考えを否定していました。


そんな私ですが、現在は正直言うとどちらでもない”ニュートラルな思考”と表現するのが、一番しっくりくるかな。



当時を思い返すと、いつでも比較していたんです。


自分より秀でた【誰か】
過去に【うまくいったときの自分】
正しいとされる【一般論】



比較して、ダメな部分にフォーカスして落ち込む。

落ち込むから意欲やエネルギーが湧かず停滞する。

停滞している自分が情けなくて、卑下してしまう。



そんな日々を過ごしていたのですが、
結婚、出産、育児、家事と仕事の両立などを経験し、
メンタルの勉強をしたり、信頼している人たちとの意見交換を重ねるうちに徐々にあることに気づきました。




「あれ?私の考え方って、バランス悪いし、フェアじゃなくない!?」



他者のいい所と、自分の悪い所を比べて、凹む。

自分史上最高を叩き出した過去と、条件が全く違う状態の今を比べて、もっと頑張れよ!って叱責する。

常にいい状態を保てよ!と無茶を言う。

褒められたとしても、ダメな部分あるんだから、それはカウントされない!と真っ黒に決めつける。



この時の状態を客観視してみたところ、
陰と陽の、陰にしか目を向けていないし、そこにいるのに慣れていると気づいたんです。


でも、あまりにも、陰のポジションにいるのに慣れてしまっていたので、ネガティブ思考が外れなかったんです。


そういう時って、かなり考えが偏ってるんですよね。


例えば、
「○○がしてくれてありがとう」って言われたら、これくらいしかできないお荷物だ…。

「Aの仕事ってどうなってる?」って言われたら、まだやってないとか終わってないとか知られたら、絶対に怒られる!責められる!

「ここだけ直してくれたらOK」って言われたら、こんな所すらきちんとできないなんてクズだ。できて当然のことをできない恥ずかしい奴だ。



こんな感じ。苦笑
感謝されたり、確認されたり、訂正箇所伝えられただけで物凄い自分への叱責と自己卑下!!!!

も~、theネガティブ思考。



でも、心理学の本によるとね、比較自体はワルモノじゃないし、脳は比較するようにできているんだそう。


比較することで、自分にとってより良い選択ができたり、社会生活を快適に過ごせたり、より豊かな生活ができたりする。

だから、悪いことではない。


問題は、それをどう活用するか。
活用方法しだいで、自分の気持ちが大きく変わる。

比較の基準がめちゃくちゃだったり、
導き出した答えがトンチンカンだったりすると、
自己卑下・無力感にさいなまれてしまう。


だから、フェアな状態で比べて、自分に必要な形で活用することが大事!



こういった、
優れた誰か、過去のいい状態の自分と今の自分の状態を比較している時って、”今の自分の状態より、順調な他者や過去をみている”、上向きな比較なんですよね。


視線的には、上は向けてるのよ!!
活用方法がこじれちゃってるから、苦しくなる。


上向きに比較しているってことは、より高みを目指せる可能性を秘めているんです。
だって、いいお手本がない状態で、より良い結果を得るのって至難のわざでしょ????


「あの人はすごいな…素敵だな…」
「あの頃はよかったな…楽しかったな」

それって、お手本を見つけてるってことですよ!?


ただ、今は、そのお手本をうまく使えず、卑屈になったり逃げたりしちゃってるだけ。


ゆっくりでも、お手本を吸収していけばいいし、そこで得られたヒントから自分の唯一無二の魅力だって見つけていけばいい。
必ずあるからね。




それでも、どうやってそのお手本を活用すればいいのか、さっぱり分からない方に、朗報です!

簡単に自分の気づいていない自分の魅力やいい所を見つける方法です。



それは、他者からの賞賛や感謝の言葉を書き留めること。


自分のいい所ってさ、陰のポジションいて、ネガティブ思考な状態だと絶対見えないじゃないですか。

それを、一瞬でパッと照らして、いい所を教えてくれるんです。



「あなたのこういうところに助けられた!」

「こんな部分、私にはなかった!」


そういうことを案外、言われてたりするんですよね。
でも、自分自身が耳をふさいじゃってるから、ココロには届いていない。


それを”褒められた・感謝されたことを書き留める”という作業をすることで、しっかりとココロに届けられるようになる。



だから、あれこれ他者と比べて叱責したり、過去を振り返って情けなさに飲まれてちゃ、もったいない。


あなた自身が、素敵なモノの正体を見つけ出して、それを正しく活用できれば、かならず不安や絶望は薄れていく。



上向きの比較を、無下に扱っているあなたへ。


あなたの素敵なモノを

ストレスの雨をしのぐ傘にしてちゃダメよ。

あなたの素敵なモノは

だれかの癒しや喜びをうむんだから。

例え、

自分自身が誇れないと思う瞬間だって、

それは誰かの希望になる可能性を秘めている。


素敵なモノも可能性も秘めているだけじゃ、届かない。

届いて初めて、あなたはじっくりと満たされるの。

さぁ、暖かい声が聞こえるでしょ?

顔を挙げて。

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