BARは芸術〜バーテンダーししょーのアート。魅せ続ける仕事術。
私にとってBARは終わらない芸術作品である。
日進月歩で作り続ける、いわばサグラダファミリアなのだ。
※とはいえサグラダファミリアも近年の技術革新で終わりが見えているとのことだが、そこはご愛嬌で許してほしい。
さて、先日始まったブラックペアン2を観た際、主人公の天城が行った言葉
『オペは芸術だもん』
これにシンパシーを感じた。
昔、躍起になってボトルを集めては並べていた。バーテンダーとしてのキャリアの浅さ、技術のなさからか、いつからかボトルをたくさん並べて、それをごまかすかのように数で圧倒して箔をつけていくようになっていた。
300、400と並べていくそのうちに、どうしたらきれいに見えるのかと考えるようになっていた。その辺が自分がBARをアートとして捉えるようになった始まりなのではないかと思う。
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