【ビジネス】独立コンサルから数字が苦手な方へ

こんにちはー！明日、胃カメラ飲むためテンション下がり目のまねです！

今回は、表題の件をお話ししたいと思います。顧問先や中小企業診断士になりたての方から「数字がほんと苦手なんですよー、、、まねさん得意だと思うんですけど、どうやったら数字強くなれるんですか？」ってよく質問を頂きますので私なりのアドバイスを僭越ながらお伝え出来ればと思います。

いきなり脱線しますが、そもそも「まねは昔から数字得意だっけ？」とふと考えてみると圧倒的に苦手な科目でした。高校生の数学の先生から「0点を2回連続で取った生徒は君が初めてだよ、このままだと卒業できないよ（にこ」と言われたことがあるくらいです。
同級生の前で追試をお願いしたことは良い思い出です、、、、

このシーンそのままです、、、

と昔話はさておき、社会では四則計算ができれば十分に対応できるため誰でも数字は強くなれる素地はあると感じています（四則計算以上を求められる業種の方がいればすいません💦）

まねは、「数字が強い人＝数字から会社の状況や経営状況がどのようになっているかイメージできる人」これだと思っています。
学生時代に数字は強かったけど社会に出て数字が弱く感じている人は、数字と現場が結びついていないからではないでしょうか。

はい、大変わかりづらいですね💦例で考えてみましょう。

（例）
Aは、みそラーメン店を１店舗運営しています。
１０:００～２０:００の営業　２５日営業
お客さんの平均単価は１,０００円です。
席数はカウンター席のみで１０席です。
以下、２０２４年１月の経営状況は下記の通りです。

売上　　　　：   １,０００千円
材料費　　　：   　４００千円
人件費　　　：   　３００千円　
家賃　　　　：　   １００千円
その他経費　：   　５００千円
合計　　　　：▲　３００千円の赤字

上記を見て何を想像されますでしょうか？
赤字なので、誰でも経営状況はよくないとわかると思います。
では、なぜよくないのでしょうか？

ここが数字の強い人と弱い人の分かれ目であると思います。
ラーメン屋のビジネスを想像して、上記の数字をイメージします。
※１日あたりの来店客数に絞ってお話しします。

（売上）
単純計算すると１日あたりの売上が１,０００千円÷２５日＝４０千円
※実際は平日、休日により売上が異なるのでこんなに単純でありませんが、簡易に説明するためにご容赦ください💦

平均客単価は１,０００円ですので１日あたりの来店客数は平均４０人です。客席が１０席であるため４０人だと１日４回転していることとなります。

上記を見てお客さんの入りは多いでしょうか？少ないでしょうか？

皆さんが想像する繁盛店のラーメン店ってお昼時並んでいませんか？
ピークタイムである昼（１１:３０～１３:３０）の２時間（１２０分）で１席あたり４回転（１２０分÷平均滞在時間３０分＝４回転）していると思います。※実際は片付けや調理時間を考慮すると３回転程度と思います。
A店の来店客数は１０時間で４回転です。少なく感じませんか？

数字を実際のラーメン屋の業務に置き換えていくと、このラーメン屋さん来客少ないんじゃないかな？って仮説が立てることができると思います。

少し荒い説明となりましたが、数字を実際の経営状況に置き換えて想像していくと経営状況が徐々に見えてくると思います。

上記を想像できるために下記が必要であると思います。
①　業界の特徴をよく知らべる必要があります。
多くの業種を扱うため調べるだけで膨大な時間がかかる理由です💦
②　ヒアリング能力
何も調べずに経営者と面談すると大抵間違った結論がでます。
自分なりに調べてある程度の根拠を持って経営者と対峙しないと、経営者が話すことを鵜呑みにしていると本当の原因が見えてきません。自分なりに調べて、本当の原因をヒアリングする能力が求められます。

今回は、数字についてお話しさせて頂きました。結局は、数字を実際の現場に置き換えて想像できるかどうかが重要だとまねは思います。簡単にお伝えしましたが難しいことです。ただ難しいことであるからコンサルとしての価値も高まると思いますし、数字に強いコンサルは意外に少ないので差別化も図れるように感じます！

今回の記事が皆様の少しでもお役にたてれば嬉しく思いますm(__)m
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今回も最後までお読み頂きありがとうございました( ｀ー´)ノ