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モノが少ない人は、ミニマリストに興味がない

こんにちは。台湾で駐在妻をしているぽんです。

私は、ずっとミニマリストに憧れていて、ミニマリストの方の本、シンプルに生きる系や片付け本も、数えきれないほど読み、台湾へ移住する際にはたくさん手放して来ました。

それなのにまだまだモノが多い私。
インプットだけして、本当の意味で実行に移せていないからだと、
やっとわかってきました。


自分のモノの定量がわかっている人

物が少ない人は、ミニマリストに興味がないし、
そもそもモノを減らしたいとか、悩んでいる人がいません。

先日駐妻友達と、どれくらいの荷物を日本から持ってきたか?
という話になりました。

その友達は、旦那さんと2人暮らし。
航空便、船便合わせて10箱くらいで台湾へ来ていました。
え、10箱ですと⁉︎
少なすぎて驚愕!
台湾で借りている家は家具付きなので、家具は一切持って来ていなく、彼女の旦那さんの会社は食器類や調理器具を会社がレンタルの手配してくれるとのことで、何も持ってこなかったとのこと。
それでも少ないです。
そして日本でトランクルームは使ってなくて、台湾では家具や家電は全部処分し、使わない靴や服を全て実家に置いてきたと言ってました。
自分の服はスーツケース2個分しか持って来てなくて、必要ならユニクロで買っているようです。
それも日本へ本帰国する時に、ほとんど処分するつもりだと言ってました。
何を1番持ってきたの?と聞くと、台湾で買うと割高なシャンプーとかボディソープ等の消耗品とのこと。

私はというと、夫と2人暮らしですが、航空便で3箱、船便で41箱の合計44箱持ってきました。
私達も家具付きの部屋を借りているので、家具は小さな本棚とスタンドライトのみ、あとは洋服、靴、食器、調理器具、厳選した本と自転車2台など。
それ以外にも洗剤などの消耗品も持って来ました。
ちなみに、日本のトランクルームにテレビなどの家電、家具、冬服や食器等々たくさんの物を預けています。

彼女たちと私達、元々の所有量が全く違うという事です。

なんでそんなにモノが少ないの?と聞くと、
数年に1回モノを捨てたい衝動が来て、もう着てない服やいらないモノを、ゴッソリ捨てる、とのこと。
モノを捨てる時、心が痛まない?と聞いたら、
「全然!バンバン捨てられるよ〜!
後から捨てなきゃ良かったーと後悔するモノもたまにあるけど、また買えば良いしね」とサラっと話してくれました。

そういえば、前の会社の同僚も同じような事を言ってました。
その人はいつも新しいデザインの良いブランドの服を着ていて、次のシーズンには同じ服を着ている事がほぼありません。
着ないと判断した服は、定期的に潔くバッサリ捨てていると言っていました。
潔い!
モノをちゃんと手放せる人は、ミニマリストに憧れなんてなく、自分のモノの定量がわかっているんですね。
元々なのか?後付けなのかはわからないけど、今の自分に必要、不必要を判断できるチカラがあり、潔く手放して自分の持ち物の量を管理できている。
その判断力と実行力が、私にはなかった…。
猛烈に羨ましい!

そこで断捨離実行!

台湾に来てから2回目の断捨離を始めました。
今度は1回目で悩んだモノや、前回は悩むこともしなかった服やモノが気になり出し、それも手放す事ができました。

まずは、ユニクロの服で乾きにくいものや、古くなった部屋着、出番のない服などを、リサイクルボックスに入れてきました。

少しだけスッキリ

ユニクロは危険です。
見ていると、うっかり新しく部屋着を買いそうになります。
台湾は日本よりも2倍近く値段が高いので、危うくセーブできました。

また、古くなった部屋着をゴッソリ手放しました。
洋服は頻繁に買っていても、部屋着はなんと20年も前に買ったものもありました。
よく見てみると、襟ぐりが擦り切れているものもあり、普段よく見ていないものなんだなと気付きます。
外出する際に着る服は新しいものにしていたけれど、部屋着は全然更新できていないことに反省。
普段着から部屋着にランク落ちしたものが多く、量が多すぎました。
チョキチョキ切ってウェスにしているのですが、かなりの枚数があるのでどんどん使おうと、油で汚れた鍋やフライパンを拭いてから洗ったり、家の拭き掃除をあちこちしたり、家も綺麗になって一石二鳥です。

また、まだ状態の良い不要な服と雑貨などを台湾のリサイクルショップへ大きい紙袋2つ分持って行きました。
買取価格は125元(約日本円で500円くらい)
激安!!
日本より、買取価格は安いと思います。
それでも捨てたら、ただのゴミ。
誰かが使ってくれたらという気持ちで持って行ったので、それで良いと思ってます。

新しいモノを気軽に入れないようにする

モノは一旦家に入って来たら、自分から出て行ってはくれません。
モノの最期は、譲るか、捨てるか、売るか?
それをしない限り、ずっと家に居続けます。
そんな基本的なことに、やっと、やっと、気が付きました。
モノを手放すことは、手に入れるよりも数倍大変だと痛感しています。
2024年はスポーツ用等の専門性のある必要最低限は買うけれど、服とバッグは買わない!が目標です。
これからは、モノの最期を想像してから買おうと思います。

気軽にモノを家に入れない、手に入れたら大いに使う、そして手放す時を見極めてちゃんと出す。
そんな健康的な家を目指して、もっと持ち物を減らしていきたいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。




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