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働くママとして

✳︎働くママとして私が決めたこと

私は妊娠、出産の際に多くのことを決断しなくてはいけない場面に遭遇しました。
これはきっと私だけではなく、多くの女性が悩むことだと思います。
私の経験を通して何か感じてもらえればと思います。


✳︎妊娠と流産
私は一人目を妊娠した時に初期の流産を経験しました。
その時の私は部署の異動があり、その中で初めてのイベントを取り仕切っている時期でした。
朝も早くから、帰りも遅くまで休みなく動いていました。もちろん妊娠したことは安定期前には上司に報告していましたが、仕事の調整は難しく、日々の業務プラスでイベントの仕事をこなしていました。
妊娠初期の為特につわりもなく、経過を見て病院にも通っていましたが、成長が遅いことを指摘されました。
何度か出血もあり、私は通院で内服もしながら不安な気持ちでいっぱいでした。
イベント当日、何とかイベントを無事に成功し、新聞記者の方に記事の写真と文章をメールで送信して安心した時でした。
腹痛を感じてトイレへ行くと鮮血の出血があったのです。
その日の夜中まで様子を見て翌日病院へ来るように言われ寝ていました。
不安で不安で泣きながら休んでいたら、激痛が…
旦那を起こして、病院へ連絡。
すぐに病院へ行くことに…
病院で検査した時、赤ちゃんの心拍は止まっていました…
その後薬で子宮内にいる赤ちゃんを出す薬を飲みました。陣痛にも似た激しい痛みと闘いながら、数時間後、赤ちゃんは完全に私の中からいなくなってしまったのです。
私は後悔と他の人には産めて、私にはできないことへの悔しさで泣きました。
会社も1週間以上休みました。
私はその時に次に来てくれた赤ちゃんのためにもこの職場の環境を変えなくてはいけないと感じました。


✳︎後悔からの職場環境の改革へ
私は気持ちの整理がついてから、すぐに上司に掛け合いました。
私のように妊娠と仕事で負担をかけてしまう人が多いこと、周りが妊娠くらいと考えている気持ちを変えたほうがいいことを伝えました。
もちろんすんなりとはいきませんでした。
勤務を調整する際に助言をし、訪問看護、訪問介護は控え、事務処理や現場でも負担の少ない業務に割り当て、それが当たり前のように振る舞いました。
「さも当然」と周りにも危険なこと、妊娠に対する考え方のアップデートが必要なことを伝えていきました。これが本当に大切なことです。

✳︎✳︎本日のまとめ
今回は少し悲しい話から始まって気分を悪くした人もいるかもしれません。
しかし、初期の流産は本当に多くその原因はそれぞれで、母親のせいではないとも言われています。
しかし、体や心に傷を負うのは女性なのです。
男女平等なんて言われますが、平等とは難しいものです。
その為に何をしないといけないのか、女性ができること、職場ができることをみんなで考え実践することが大切だと私は経験から学びました。
また、続きとなる話をアップしたいと思います。

ご興味のある方は是非また、拝見していただければと思います。
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