”AIが生成した絵がデジタルアート品評会で1位受賞”からみる人間の尊厳の危機

画像生成AI「Midjourney」の描いた絵が美術品評会で1位を取ってしまい人間のアーティストが激怒 - GIGAZINE

こちらの記事をご覧いただきたい。
あなたは何をどのように感じられましたか?

アーティストの方々からも色々な意見が出ているようですね。
出展した方もまた自身の感じている問題意識を発信しておられますね。

私もこの記事を読んで、色々と思うところがありました。

一言で言うならばそれは「人間の尊厳の危機」です。

AIがその道のプロの審美眼で評価を得られる作品を短い時間で創り上げられるということは、AIが人間の美的感覚を理解しているということだと思います。そして、人間よりも早く巧みにそれを成し遂げ、感動させられる価値を量産できるということ。

平たく言えば、この限られた範囲とはいえ、人間以上にAIの方が優れていると言えます。

心、感情、感動など精神的な分野でAIが活躍するのは、もっと時間がかかる。精神、そしてアートの世界こそ人間特有のものだとどこかそんな風に思っていた自分があったことに気付かされました。

そして、AIを道具に使うことができるかどうかが、今後の人間の尊厳にとって重要な点だと思います。
「大量の情報を瞬時に理解することにおいて、人間は他の動物より優れ、
虚構を創造、共有することで協力関係を構築し他の動物より優位に立つことが出来た」といったことを耳にしたことがありませんか?

AIはそのことにおいても人間を大きく上回っていることは間違いありません。(AI同士でケンカもしませんしね。)

人間にしかできないこと。
人間である特別性が何なのか。
それを明確にしない限り、人間は劣化AIに過ぎない。

そこから来る劣等感、不安感、虚無感は個人のみならず、人類全体でも無意識下で着実に蓄積されていくでしょう。
そして、一部の支配階級がAIを創造し、その他大勢の人間がAIによって管理される未来予測が発表され、全世界でベストセラーにもなりました※。
※ユヴァル・ノア・ハラリ著「ホモ・デウス」

前代未聞の大きな変化の只中にある今こそ、全く新しい人間観、本質的な哲学が必要です。

そして、そのことを27年前から予測し、それを解決する哲学と教育を提唱し続けている人がいます。そして、その哲学は日本ですでに生まれているのです。

人間がAIを道具に使う未来。人間の尊厳とは何かを明確に言い切って発信し続けている認識技術nTech創始者であり、令和哲学者Noh Jesu(ノ ジェス)氏。日本文明こそこの危機から人類を救済できる唯一の集団だと発信し続けています。

それがどんな技術・教育・哲学なのか?と興味が湧いた方は
彼が仲間と平日毎晩開催している
WEB番組『令和哲学カフェ』を視聴してみてください。


「今ここがいかにアートで美しく、満ち足りて最高なのか。
毎瞬それを心の奥底から感じることが本当に生きているということ。」

それが分かるきっかけが待っていると思います。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

Joey


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