発酵中華×南インド！進化してさらに美味！めくるめくクセモノの世界を堪能したよ＠市ヶ谷 牧谿

驚くような美味しさで
頭を蹴られた感じ

告知があります！

恐れ多いのですが...
6/6発売のRiCE7月号
『スパイスの旅、カレーの謎』で
アジアハンター 小林さんと
対談させていただきました。

初めての経験でドキドキですが、
充実した記事にしたいという
皆の熱意が結集して
素敵なページに仕上がって
いるのではないかと思います。

良かったら読んでくださいね！

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ここからが本題です

牧谿 (市ケ谷/居酒屋)

市ヶ谷にある牧谿へ
行ってきました。

じょいっこはオープンしてすぐに訪問。
その時はまだ知名度が低くて
すんなり入店できたのですが
あれよあれよと人気店に。

予約しないと入れない店になって
なかなか行けないでいたのですが
お声がけいただき
久しぶりに訪問しました。

市ヶ谷の裏通り

静かな場所に牧谿は
ありました。

スパイス料理のお店なのに
まるで和食屋さんのような佇まい。

カウンターだけの作りで
日本人男性一人のワンオペ。

南インド料理のエリックサウスと
中華料理の黒猫夜出身の男性です。

数年前と同様
低姿勢でちょっぴりシャイなシェフ。
最初に行ったきりなのに
覚えていてくれて嬉しい。

冊子のメニューはなく
ボードに書かれた手書きメニューのみ。
独特な料理が並びます。

意外な食材の羅列で
どんな料理か想像できない・・

それでは、めくるめく
発酵中華×南インド
スパイス料理の宴の始まりです！

苺のマスタードオイルがけ

ふぁ～！お通しにいきなり
すごいの出て来た！

苺とマスタードオイルの
組み合わせに
最初は驚いたのですが
意外にも合います。

ホタルイカミント炒め
1100円

今年初めて食べるホタルイカ。

ミントの清涼感と
ホタルイカの肝が口の中で
とろけて一体となる感じ
想像つかないおいしさが
そこにありました。

羊ピータン
発酵ニラ炒め
800円

クセモの寄せ集めみたいな
料理ですが
これがまためちゃくちゃ好み！

まったりとしたピータンに
羊の細切れと発酵したにらの
奥深い味わいが一体化して
酒のあてに最高！

蒸真鯛発酵筍
ドクダミソース
1500円

シャキシャキとした筍と
優しい白身魚
それにほろ苦いドクダミ。
優しさとアクの組み合わせに脱帽。

ジャスミン茶羊脳ペースト
チャパティ付
1000円

レバーペーストの羊脳みそ版。
それを薄焼きのチャパティに乗せて。
このアイディアに拍手を送りたい。

羊レモングラス麻婆
1000円

オープン当初来たときにも
食べた羊レモングラス麻婆。

めちゃくちゃ美味しくなってる！

以前食べた時は
優しい味わいだったのですが
今ははっきりしてパンチのある
味わいに。

羊・ニラ・ミントビリヤニ
1500円

作るのに1時間かかるということで
入店してすぐに注文した
ビリヤニが炊き上がりました。

目の前で作ってくれる
炊き立てのビリヤニが
美味しくないわけがない。

スモークポーク春菊咖喱
1300円

サグカレーの春菊版
春菊好物なのでこれはいい！
大人のサグカレーだ

発酵唐辛子葱豚炒
1000円

絶対美味しい食材の組み合わせ
豚の脂身が口の中でとろけます。

鶏ディル味噌キーマ
1100円

ディルと味噌を組み合わせるなんて
誰が考えたのでしょう。
ディルは個性的な香りですが
一体化して美味しく昇華。

レモン炒飯
700円

レモンライスって
いくつかの南インド料理店で
食べましたが、
意外と優しくてレモンの味が
弱いところが多いんですよね。

ところがここのは違います。
しっかりレモンの酸味が効いて
はっきりした味で好み。

豆（ダル）咖喱
700円

これはシンプルで優しい
ダルスープ。

インド米
400円

白いご飯にダルをかけて
食べる〆、良かったです。

牧谿さんは料理だけじゃなく
お酒もひと癖あって面白い。

ほかの店では見たことない
お酒をいろいろと堪能しました。

お酒の名前を憶えていないので
写真のみ貼っておきます。
（すいません）

どんだけ飲んだんだって
感じですが(笑)、
ひとつひとつ個性があって
面白かったです。

日本酒なのに紹興酒や
ワインのような味がして
日本酒の可能性を知ることが
出来ました。

久し振りに行ったら
めちゃくちゃ美味しくなってて
ビックリしました。

店主の水野さんは
絵の才能も素晴らしいのですが
料理の天才的センスの
持ち主なんだろうな。

これからもこの姿勢を貫いて
ますます進化していって
ほしいなって思います。

驚くような美味しさで
頭を蹴られた感じ
概念を覆される
ってこういうこと
愛のある
美味しい暴力で
もっと蹴って
略して
市ケ谷駅から508m
牧谿