【実力主義】コンサル業界の裏側【戦力外通告】
◆ はじめに
コンサルタントという職業は、一見すると実力主義の世界というイメージがあります。
かつては「アップオアアウト」と言われるような厳しい環境が存在していたといろんな記事にありました。
しかし、現在でも「プロジェクトアウト(戦力外通告)」という現象が存在するのでしょうか。今回は、その裏側を紹介します。
◆ 前提
1年半ほど前に転職して、いくつかのプロジェクトに参加
ここで書く話は、自分の経験+同年代から「こんなプロジェクトメンバーいたよ!」を集めた
ちなみに私はシニアコンサルタントランクなので、マネージャ以下の話が中心
◆ それでは本題。実際にプロジェクトから切られることはあるのか?
- 答えは「YES」。ただし…
切られる側にはかなりの問題があるケースがほとんど。
「こんな当たり前のことができないの?」というレベルのこと
エピソード1:ロジ関連のミス繰り返し人間
定例会議での音声トラブルを、何度も同じミスを繰り返す
その人は事前の音声確認などを全く行わず、自分は絶対にできると過信している様子。
その結果、ミスを振り返って改善することがない
ポイントは、同じミスを反省することなく繰り返しミスり続けてるところ
エピソード2:資料作成丸投げ人間
クライアントへの説明が週明けの月曜日であるにも関わらず、金曜の夜までに準備が終わっていない人がいた。
その上、その状況を金曜夜に報告して上位層に丸投げし、月曜日のクライアント説明も「後の説明はお願いします」と言う人
そして本当にクライアント説明の場にすらいない
おそらくその人に悪気がない。仕事に対する自信過剰さと、他人の言うことを真に受けないスタイルだったので、直らなかった(そのスタイルからプリンスって呼ばれていた)
◆ 戦力外通告されるということはほとんどない。
- 95%の人は普通にやることをやっていれば切られることはありません。
過度に不安に思うことは一切なし。(というかこの記事を読んでる時点で大丈夫)
逆に、副業とか別のことをやるために仕事はほとんどせず、給料泥棒状態の人もいる(逆に給料はいいから、ある意味賢いのかも)
◆ ちなみに、プロジェクトアウトした人のその後はどうなるのか。
- 別のプロジェクトが受け皿となってアサインされてる
別のプロジェクトでも同じようなことを繰り返しているよう。
同じランクの人、あるいはその人よりも1ランク下の人がその人の仕事を引き継いでいます。結局、優秀な人に仕事が集まってしまうんだなぁ。
ちなみに、そういう人は、プロジェクトに欲しくないっていう烙印を押されてます。当の本人は気づいてないけど…
◆ まとめ
コンサルタントの世界は厳しいと思われがちですが、基本的なことをきちんとこなせば誰でも活躍できる場所だと思った
もしかしたら自分のプロジェクトが特別なのかもしれないけど、働く環境としてよいプロジェクトのほうが多いと思う
自信がないと感じている方も、一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。
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