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【書籍レビュー】ルフィで例える、「解像度を上げる」とは【ワンピース】


◆はじめに

- 自分が無知であることを知ることにある。-ソクラテス-

  • 今日は、物事をよく知る力を高めるための一冊、「解像度を上げる」について紹介したい

  • ソクラテスの名言にもあるように、物事をよく知るためには、まず、自身が何を知らないのかを知ることが大事

  • つまり、わかった気になって、実は何もわかっていないことを知ることから物事の理解は始まる

  • この本は、これから物事を知っていくうえで、どういう軸で知っていくか、そして知ったうえで、どう整理をつけて理解するかを書き記されたものである

◆本題。この本では、物事を知って理解するための4つの視点、「深さ・広さ・構造・時間」が重要

- 深さ

  • これは理解することのファーストステップ。

  • 深さを上げるには、とにかく行動して考えることが大事

  • 例えば、ワンピースの主人公であるルフィがゴムゴムの実の能力で独自にいろんな技を開発して、ゴムゴムの銃乱打、ゴムゴムのギアセカンドやギアサードといった技に深さを編み出していったことに似ています

  • つまり、ある程度知っていることを前提に、どんどん深さを掘っていくこと

- 広さ

  • 自分の興味のあることを深く知るのは楽しいですが、それだけではなく、異なる分野に手を出してみることも大切

  • ワンピースでいうと、ルフィが覇気というこれまでとは違う別の戦い方の概念を知り、それを身に着けていくことと似ている

- 構造

  • これは、自分の知ったことを、構造的にとらえて、自分の頭の中で考えていることを言語化して、図にするようなもの

  • ルフィはゴムの「伸縮性」と、武装色の覇気という「硬さ」をそれぞれ構造として理解して、戦闘においてさらなる攻撃力と防御力アップに組み合わせて使いこなしたイメージ

- 時間

  • これは、歴史や過去の失敗から物事がどうなるかを理解していくプロセス

  • ルフィはクロコダイルやCP9との戦いで過去の戦いから学んで新たな技を開発し、次の戦いに応用する様子に似ている

◆まとめ

- 物事に対する解像度の上げ方は、これら4視点を意識して行動し続けることが重要

  • ことビジネスにおいては、クライアントの課題と競合との差の解像度を上げることが大事

  • そして解像度がある程度高まったら、行動する。そうすれば生(リアル)の情報から新しい発見がある

  • 自分も思考が止まったときは何をどこまで自分は知っているかと、どうしたいかを書きだしてその間のギャップの解像度を上げるようにしている

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