紅のチョイ手前 ②(11月11~13日)嵯峨野
※続きです。写真中心です。
京都嵯峨野【常寂光寺】
ここは一番訪れたかったお寺でした。
山門を通過して、茅葺屋根の仁王門。
木漏れ日に時間を忘れて、立ち止まります。
本堂(☟)。紅葉は5分。
本堂の裏、濡れ縁で一休み。日の傾きがまた早くなりましたね。
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同じく嵯峨野【落柿舎】
常寂光寺から歩いて移動しました。原っぱの向こうに見える、茅葺の建物です。
とても控えめな佇まい、周囲を人力車が、元気に走ります。
【我流で、カンタン紹介】ここは、芭蕉の門下十哲の一人、向井去来が心静かに過ごした家。ある年、庭に40本ほどあった柿の実が、一晩で落ちてしまいました。しかしすでにそれを買い付けていた商人がいたのです。商人大ショック!!それを気の毒に思った去来が、お金を返してあげました。これが「落柿舎」の命名の由来だそうです。落柿舎には、芭蕉も三回遊びに来たことがあり、住人の向井去来は、芭蕉には親のように仕えていました。もとは、去来は武人でした。さぞかし誠実で篤実な武将だったろうとのことです。下記は去来の句です。
鴨なくや 弓矢を捨てて 十余年
入り口で「一句いかがですか?」と白い紙を渡されました。お庭には俳句投函用の竹筒もあり。
noteでも、みなさんが活発に楽しんでいる俳句の世界ですね。
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