高輪橋架道橋 Lost Bridge

画像1 東京の品川駅近くに有名な半地下通路があった。いや、正確にはまだ存在するんだが、2020年4月に自動車が通行止め。歩行者はいまでも途中までは入れるらしいけどね。最近の写真を見たけれど、だいぶ様変わりしていた。今回の写真は、それよりもずっと前の記憶……
画像2 雨の品川。品川駅高輪口を出て国道1号線沿いを右に15分くらい歩いたかな? 駅前から続いた飲食店もなくなってしばらくいくと、ここにたどり着く。右折せよ、という脳内の指令に従って右折。
画像3 薄暗い地下道というか通路がガード下に姿をあらわした。暗くてよく見えないけれど、制限高1.5Mと表示されているのが見えます。この時点で俺はこの表示をまったく気にしていなかったけれど、その意味がやがて身にしみてわかることになる。
画像4 幻想世界へ突入。さぁ、どうやって楽しませてくれるんだ?
画像5 すぐに気づいた。天井低っ! 上を線路が走っていて、電車がくるたびにものすごい轟音が響く。しかも地下道だから音が反響する、反響する。それでも前進。
画像6 地下道内はおやくそくの落書きだらけ。知ってる、これアートってやつでしょ。
画像7 昭和を感じさせる間接照明。
画像8 こんな狭くて天井も低いのに、車は恐ろしく多い。歩道のすぐ横をビュンビュン走り抜けていくんだ。
画像9 自転車とすれ違った後、振り向いてみる。あまりの低さに自転車もつねに前傾姿勢。ほんと、何でこんなに天井が低い構造にしたんだろ。昔の人のサイズで考えていたのかね? 日本人も大きくなったもんです。
画像10 振り向くと、後ろから迫りくる車の群れ。タクシーなんて、車の上に「個人」とかそういう飾りをつけているでしょ? アレが天井にこすりそうなんだよね。
画像11 歩いていると、意味不明の封印された入口を発見。頑丈な鉄扉でふさがれている。この向こうに何があるのか、ものすごく興味を掻きたてられたけれど、鍵がかかっていて入れなかった(いちおう試してみた。そこはいちおう、ね)。
画像12 そのさきには、さらにアヤシイ鉄格子の扉。
画像13 奥は真っ暗で見えない。でも、なんでこんなのがあるんだろ? ただの地下道じゃないのかな。なんかこわい。
画像14 ようやく表に出ると、すこし背中が痛かった。ずっと前かがみだったからな。そりゃ手ブレもするってもんです。
画像15 出口にはこの地下道の正式名称が掲げられていた。しかし、ここ本当にあぶないよ。通路が電車のガード下に位置しているのにこの低さ。看板でも警告しているけれど、わかってんならなんとかしろよな。ちなみに、東京施設指令ってなんだろうとGoogleで調べてみたらコントロールセンターみたいなところが出てきた。これも(・∀・)カコイイ!!