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【リアル社員インタビュー】文系からSEになった男に待ち受けていたリアル
「リアル社員インタビューシリーズ」では、リクナビ・マイナビ・公式HP等では載らないような「現場のリアルな声」を届けたい。
この思いからシリーズの掲載を決めました。
尚、記事の内容は全て”私が”本人へ実際にインタビューしたものになっております。
今回の方のご職業は「SE(システムエンジニア)」です。
インタビュー内容ですが
基本情報・仕事の話・就活の話
この3つのセクションに分けてインタビューをしております。
それでは以下、インタビュー内容をご覧ください。
<基本情報>
【職業】
SE(アプリケーションエンジニア)
【年齢】
26歳(2020/5/21現在)
【出身大学】
M大学
【入社何年目】
3年目(新卒~)
【文系・理系】
文系
<仕事の話>
【業務】
SES (System Engineering Service) をしており、客先のシステム部等に常駐で所属している。
【業務内容】
常駐先の業務システムソフトの機能拡張や不具合の修正する。
ベースとなる業務ソフトがあり、そのシステムをメンテナンスする業務も行っている。
【給与】
手取り約21万円
【残業】
30時間/月 (繁忙月は100時間/月)
残業時間は昔と比べると、業界全体で減っている傾向です。
【休日出勤】
自分はないが、同期・先輩でしている人はいる。
【持ち帰り業務】
自宅に仕事を持ち帰ることはない。
【教育体制】
入社して研修が3か月あったが、現場では通用しない内容だった。
実践スキルは配属後についた上司から教えてもらうことが多い。
客先によって扱うシステム、技術が違うからそこから結局独学になる事が多い。
技術を積み重ねてスキルをつけていく事が大切。
【業界の未来】
あまり明るくはない。働き方改革など、客先常駐は利益が出しにくくなる。
非ITユーザ企業システム部でプログラマ部隊を抱えたりすると必要な仕事ではなくなる。いまの客先は少数ではあるがプログラム作れるプロパー職員さんは実際にいる。正社員で抱えるよりメリットの多い価値を提供する必要がある。
【社内で退職する人の理由】
キャリアプランとして最初の段階だった。(技術をつけて⇒独立) という人や、労働過多の為。
【仕事をしていて感じる不満】
客先のローカルルール(開発環境、就業時間等)に従うこと。
最新の技術トレンドと自分の業務で用いる技術が遅れていること。何十年前に技術を勉強するのはモチベーション保つのが難しい。
【仕事をしていて感じる喜び】
現場(客先の方々の現場)の業務量を削減し、効率化に一役を担えること。
社内で取り組みたいプロジェクトがあると、達成するためにはシステム開発が必要になり、そこの重要な一役になれることがやりがい。
【会社の最も嫌いなところは?】
マニュアルが存在しない等業務が属人化していること。教育体制が自主性に委ねられており、仕組みとして存在しない(通信教育有、勉強会無)。
【業界のリアルを一言】
AIを開発するような仕事は全くありません。職種違いです。
【会社のリアルを一言】
IT技術に詳しくない人が役職者に就いているのは変です!
<就活の話>
【なぜこの業界を選びましたか】
未経験でエンジニアになるには敷居が低く、就職希望者が少なかったの現実。
【なぜその会社を選びましたか】
Vokers等のネットの情報や、親会社が大きいからというところから、ホワイト企業の様なイメージを感じた為。
【どんな人に向いている仕事ですか】
コツコツ1人でできるタイプの人間は向いていると思います。
【就職してからで後悔していること】
業界研究不足。
実際に手を動かせなかったこと(インターン、アルバイト、趣味独学などでプログラミングをしなかったこと)
SE(システムエンジニア)には、「インフラエンジニア」と「アプリケーションエンジニア」があり、その中身をよく把握してなかったこと。
【就活でのミスマッチを防ぐ為には】
〇〇"が"好きだからではなく、〇〇"する事"が好きだからで業界を選ぶこと。
【時間を戻せるなら、どんな業界・企業に入りたい?】
Web業界、Sier業界が良かった。自社サービス(ZOZO、LINE)を提供する、システムの元にあたる様な会社。
【この業界に就活・転職活動中の人に一言】
勉強が苦手・嫌いな人は相当しんどい仕事です。
以上がインタビュー内容でございます。
ご協力ありがとうございました。
自分も文系出身ですが、文系からSEの世界に飛び込む勇気には恐れ入ります。
やはり勉強面では苦労されているようですが、社内では必要とされる存在ではありますよね。
SEの世界に興味のある方は是非参考にしてみて下さいね。
ありがとうございました。
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