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村人Bは法律を変えた。束になれば女性政治家も増やせる。

#女性に投票チャレンジ  言い出しっぺの天野です

みらい子育て全国ネットワーク(通称:miraco)という市民団体の代表をしていて、子育てにまつわる当事者の声を集めて、政治家に届け政策決定にインパクトを与えるということをプロボノでやっています。

プロボノってなんかかっこよく聞こえますが、プロのボランティア つまり専門性を無償提供しているってことです。
なので、よく「なんでこんな一円にもならないことをやってるの?」と聞かれることがありますが、私はいつも「うん。趣味だから」と答えています。

その趣味が、功を奏してこれまで4回国会でお話しする機会を頂き、「待機児童ゼロ」や「男性の育休義務化」などを政府へ政策提言してきました。
2022年の4月に施行されたといった「通称)男性育休法」などが代表的なものです。

が、今回この「#女性に投票チャレンジ」のプロジェクトは私の個人的な想いから始めることにしました。

というのも、女性議員が少ないことが、子育てにまつわる問題だけでなく、日本に大きく横たわる社会問題の解決スピードを遅らせていると感じるからです。
そこで、今回の参議院議員選挙にあたって、調べていると新しい発見があったのです。それは2枚目の投票用紙に個人名を書く という選挙ハックです。

仲間探し

このことを一緒にやってくれる人がいないか?と周りを見渡してみました。
が、ミラコのメンバーは既に参議院議員選挙の準備を始めていて手がいっぱい。とてもリソースを出すのは難しそうでした。

そこで『ぜんぶ運命だったんかいーーおじさん社会と女子の一生』の著者でインフルエンサーの笛美さんの青い顔が頭に浮かびました。
なぜなら、笛美さんは去年の衆議院議員選挙で女性議員の推しカタログをインスタグラムで作っていたからです。彼女の言葉のチカラを借りたい!そんな思いで直接お会いしたこともないのですが、声をかけさせていただきました。

正直、断られるのでは???スルーされるのでは??とドキドキしながらメッセージを送ると、激しく賛同してくださり、すぐにオンラインでミーティングをしてくれました。

・どうやって進めていくか?
・どんな方法があるか?
・何をどこで伝えていくか?
・誰に伝えていくか?

などなど夜な夜な議論し、「じゃぁ、こんな人財が必要だね!」と、興味がありそうなSNSでつながりのあるフォロワーさんに声をかけ、巻き込む(笑)という事を繰り返しました。友人が友人に声を掛け、輪が広がってきました。

・性教育や女性のSRHRに関心を持つ大学生
・選挙を過去に手伝ったけれど、無力感を感じた大学生
・今回初めて投票権を行使する大学生
・生理の貧困の署名を立ち上げた大学生
・フェムテックに関わるグラフィックデザイナー
・ジェンダー問題に関心のあるクリエイター
・選挙に挑戦して落選した会社員

など皆思いはさまざま。総勢20人。20代~40代の男女で、6月17日現在、8割の人は一度もリアルでお会いしたことはありません(笑)
ですが、火曜日、水曜日、木曜日、土曜日、ほぼ毎日分科会ミーティングをし、目標に向かってひた走りしております。

日中は仕事をし、夜はクオータ制を推進する会の事務局、みらい子育て全国ネットワークの#GoTo候補者のプロジェクトなど、その他ライフワークのプロジェクトが7つほど。

このプロジェクトのミーティングに全部出ている私は、ぶっちゃけると毎日寝不足です。
(「睡眠時間7.5時間が必要!勤務間インターバルが大事なの!!!」と、共著者の小室淑恵さんに怒られそう・・・)

さて、ここまで書いてくると、

趣味の領域超えてない?

と思う方もいらっしゃると思います。
本当にそうですよね。(笑)
自分も家族も笑ってます。

でも、みらいの景色を変えられるとしたら、
それは私たちの小さなアクションだと思うのです。
一人一人ができることは小さいことかもしれないけれど、束になれば世の中をちょっぴり変えられる。
これは、私自身が村人B(RPGに出てくるNPC「ただの人」の総称)でも法律を変える一端を末席ながら担えた経験があるので、より実感をもって声高に言うことができるのです。
出産で降格、転職、クビ…プツンと切れた「村人B」が法律変えるまで

私たちは微力だけど無力じゃない

だって、実際に法律や社会が変わったんだもの。
リアルで会ったことのない仲間たちもそう思ってくれているのではないかと思っています。
なので、

皆さんにもこの輪を広げる仲間の一人になってほしい

です。

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