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ドイツ語の単語の覚え方

こんばんは。

今回は、僕がドイツ語の単語の意味をメモする際に習慣づけている点についてご紹介したいと思います。

1.性の書き方

 名詞の性の一般的な書き方は、「男」「女」「中」、あるいは「m. 」(Maskulinumから)、「f.」(Femininumから)、「n.」 (Neutrumから)ではないかと思います。

 僕も最初はこう書いていたのですが、ドイツのゲーテ・インスティトゥートに通った際に、語学の先生がホワイトボードに書くのを真似して、

 男性名詞は「r.」、女性名詞は「e.」、中性名詞は「s.」

と書くようになりました。

これは何から取ってきたかというと、定冠詞の1格の最後の文字からです(der, die, das)。

これを見ると、読み上げるとき、自然と定冠詞もつけて読むので、記憶に定着しやすいです。

2.目的語の格の書き方

2格を「G」(Genitivから)、3格を「D」 (Dativから)、4格を「A」(Akkusativから)で書く癖がついています。

例えば「fordern」という単語の場合は、

A von D fordern    D からA を要求する

という風にメモするようにしています。

なお、もう少し詳しく書きたい場合、

目的語に人が来る場合は、3格は「jemandem」、4格は「jemanden」と、一番後ろの文字で区別ができるので、3格に人が来るときは「jm.」、4格に人が来るときは「jn.」とメモしています。

物の場合はどちらもetwasなので、そのまま「etD」「etA」と書くようにしています。

3.分離動詞のメモの仕方

分離と非分離の両方の前綴りに使われるものがいくつかあるので(über, unter, durch, um)、これらも含めて分離動詞は全て、前綴りと動詞本体との間に「/」を入れるようにしています。

um/gehen mit D  Dを扱う
umgehen 迂回する 👈非分離なので「/」は記述しない

4.再帰動詞のメモの仕方

これも語学学校の先生の書き方を真似していますが、動詞の原形(不定詞)を書く場合でも、「sich」ではなく、「mir」や「mich」を書くようにしています。

例えば、anschauen(見つめる、見る)については、

mir A an/schauen Aを見る

という風に書くようにしています。

これは、3人称の再帰代名詞のsichが3格でも4格でも同じ形をしているので、これだけメモってしまってもどっちの格か分からなくなってしまうためです。

sichの右肩に「3」や「4」、あるいは「D」や「A」を書いても良いのですが、mirとmichであれば形を見ただけで何格か一目瞭然なので、こちらで書くようにしています。

なお、3人称でしか使われない動詞や、1人称ではあまり使われない動詞も、こういうふうに書くようにしています。

mich nach/lassen 弱まる、和らぐ、mich ereignen (事件が)起きる

最初は少し違和感がありますが、そのうち慣れてきます。結構便利です。

少しでもご参考になれば幸いです!!

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