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#毎日note
ある意味赤ん坊のように勉強している
僕はドイツに留学する前までは「文法マニア」でした。
しかし、その勉強法の根本的な欠陥というのは、「ドイツ語から日本語には訳せるけれど、その逆はとことん弱い」というものです。
日本語への「訳し方」は知っているけれども、使い方が分からない。
和独辞典には載っている単語の区別がはっきりと書いていない。たまたま日本語に訳すと同じになる、本当は全然意味も使い方も違う単語が隣り合わせになっている可能性も
日本語に似ているドイツ語
今回は、日本語と考え方が似ているドイツ語をいくつか紹介していきたいと思います。
1.die Sackgasse (袋小路) お気に入りの単語です。Sack=袋、Gasse=路地、なので、まさに「袋小路」という意味になります。
また、
in eine Sackgasse geraten 【直訳:袋小路に陥る】
で、「(物事が)行き詰まる」という意味になりますが、これも「袋小路に入る」
ドイツ語記事を読む①東京五輪とナショナリズム(1)
ドイツの主要紙の1つであるツァイト紙電子版に掲載されていた次の記事が面白そうでしたので、少し解説を加えて読んでいこうと思います。
https://www.zeit.de/sport/2021-02/olympia-2021-japan-tokio-nationalisten-china-corona-pandemie
【日本のナショナリストと五輪計画】(ツァイト紙電子版、2月5日付)
コロナ
ドイツ語文法:日常で使う接続法II式
今回はドイツ語の初級文法でも、最後の方に学ぶ「接続法II式(Konjunktiv II)」の、日常的によく使われる使い方を見ていきたいと思います。
1.「自分だったらどうするか」という表現 文法用語でいう「反実仮想」、つまり事実とは異なることを仮定すること、が、接続法II式の一番よく使われる表現です。
「もしも私が鳥だったなら、海の向こうへ飛んでいきたい」
といった表現のことです。私たちは鳥