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『わたしもあなたも笑顔でいる』

これが私の理念です。
今回はこれについてつらつら書いてみます。

私は、誰かと楽しいことをしているのが好きです。
働き始めてからずっとレクやイベントの企画運営を行ってきました。

誰かの笑顔が見たい、誰かが楽しんでるのを見たい。
多分、こんな気持ちが大きかったんだと思います。

でも入職してしばらくの間、普段の仕事中は施設内で一番接遇が悪く、ケアも荒かった。
移乗も力任せにやっていたから腰痛にもなった。

そんな自分の転機になったのは当時の事務長からの一言。
『役職ついてみませんか?』だったと思う、きっとw。

すぐに行動する自分としては二つ返事で『やります』だった。

それからがむしゃらに仕事して、職能団体でも色々やって、講師もやらせてもらって…。

でも自分のケアの理念というのは明確になっていなかった。

もちろん漠然としたものはあったんだけど、明確にはしていなかったな。

そんな自分が理念を作れたのはつい先日のこと、『認知症介護実践者研修』でのことだった。
認知症ケアの理念を作りましょう!とのことだったため改めて考えてみた。

そりゃもう考えました。
そこで分かったんです。

誰かを笑顔にしたい、だけではなく自分も笑顔でいたい。
しかも、『笑顔にする』ではなく『笑顔でいる』と。

これは、一瞬だけではなくずっと笑顔でい続けられるようにするというめちゃくちゃ難易度の高いことだ。
けれども、やっぱりこうありたい。
こうしたい。

人生の終着点で出会えた人たちに対して自分が専門職としてできること。

20年の中で出会った人たち。


本当にいろんな人がいた。
人として成長させてくれた人がたくさんいた。

めんどくさいな、と思っていた人からやりがいを教えてもらったり。
本当に大好きだな、って思える人がいたり。
カッコいいな。こうなりたいな!!って思える人がいたり…

そんな人たちに、せっかくなら『笑顔でいて』欲しい。

専門的なこともたくさん必要ではあるんだけど、根本は
『人対人』。

縁あって関わることができる人には『私もあなたも笑顔でいる』
の理念の元、ここで介護してもらって良かった、って思ってもらいたいな。

私が恵まれているのは、こういった理想的なことを言っても賛同してくれる仲間が複数名いることだ。
これからも仲間を大切にして、より良いケアを提供していきたいな(^^)/



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