『「死ぬんじゃねーぞ!!」 いじめられている君はゼッタイ悪くない (文春文庫 な 85-1) 』を読みました。
学校に通っている生徒すべてに読んでほしい本です。本当に、もう、全国の小学校・中学校・高校に配りたいぐらい。
今、いじめられていたとしても、自分を責めないでほしいです。著者の言いたいことはすでにタイトルに表れています。「いじめられている君はゼッタイ悪くない」と。
本人が「嫌だ」と感じたらそれはいじめです。
あなたをいじめている人は「いじり」や「じゃれ合い」という言葉でごまかすかもしれません。でもそれは、あなたを傷つけ、命を奪うかもしれない「いじめ」なのです。
いじめられたら「今とは違う正しい道」「今とは違ういるべき場所」が必ずあるということをまずは知ってほしいです。著者の言うように、それは逃げではありません。
この本を多くの人に知ってもらうことで、一人でも心安らかになれたら嬉しいです。
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また、問題が表面化したとき、相手や学校は自分たちを正当化するでしょう。嘘をついて責任から逃げるでしょう。全ての責任を「あなたが弱かった」として押し付けるでしょう。
だから、第三者にもわかるよう、いじめられたら証拠を集めてください。内容を日記につけ、物を写真にとり、SNSでひどいことを言われたらスクリーンショットを撮ってください。それも自分を守り、家族を守る手段です。