じょ~ろん

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最近の記事

『ユニクロ』を読みました。

自分たちがお客様に提供している価値の本質とは何か。 おおよそ仕事をしている人なら、一度は考えたことはあるでしょう。 それらに答えを出すためのヒントが、この本には詰まっています。 山口の小さな紳士服店が、一代でグローバル企業に成長した要因。それは自分たちの「ユニクロらしさ」を追求したが故でもあるし、失敗や挫折を繰り返し、そこから学び取ったからでもある。そういったことが綿密な取材をもとに描かれています。 また、この本の中には、成功、失敗含め、ユニクロの成長とともに中の人が体

    • 『早回し全歴史』を読みました。

      ビッグバンで宇宙が始まってから138億年。ここからの歴史をわずか3~4時間の読書で駆け抜けようというのですから、なるほど「早回し」です。 前半は宇宙や天体の話なので「科学」、後半は人類の「歴史」の話ではありますが、分断されることなくすっと頭に入ってきました。 特に、前半の宇宙論や地球の成り立ちは、いわゆる歴史を扱った本では触れられない点でもあり新鮮でした。ビッグバン以前は時間や空間の概念が無いと説明され、不思議な感覚になったことを覚えています。 他にも、宇宙や地球の作ら

      • 『2034年 デジタル社会の地図: 未来への解像度を上げる10年後の予測』を読みました。

        本書のテーマは「今後、DXやAIが普及するとこういった人材が求められる」というものですが、確かに一定の説得力はありました。また、本書には技術ではなく顧客のニーズありきというのも繰り返し書かれており、このことは非常に重要な考察を私たちに与えてくれます。 印象に残った言葉として、「開発者にとっての「いま」とは5年後のことである。だから、今開発している者は、5年後に世の中に姿を現す。」といった点が挙げられます。考えてみれば当たり前のことですが、開発業務に身を置かない私にとってはわ

        • 『頭のいい説明「すぐできる」コツ』を読みました。

          説明、特に口頭での説明にずっと苦手意識を持っていました。 何とかしたいな…と思っていた矢先に書店で平積みされていたのが本書です。 奥付を見ると「第63刷発行」と記載がありました。ベストセラーですね。 中身については非常に柔らかい語り口で話されており、かつ具体的なテクニックに満ちています。 私が今後意識して行ってみようと思ったのは以下の個所です。無論、これらを行おうとすると事前の準備が大事になってきますが、しばらくはノートに内容をまとめてから説明を行う、といったスタンスで

        『ユニクロ』を読みました。

          『知らないと恥をかく世界の大問題15』を読みました。

          このシリーズは毎回購入して読んでます。 今年はアメリカの大統領選挙の年でもあり、ウクライナ戦争の行方はこの結果にかかっているといっても過言ではありません。また、加えてガザ地区の紛争、中国経済の失速、不安定な状況が続いています。 それぞれ事象の専門書については書店には並んでいますが、池上さんのシリーズは、ニュースの背景や今起きていることへの示唆が手軽に得られますのでお勧めです。 特に、今起きているガザ地区での悲惨な状況については、歴史的背景からハマス/イスラエルの内在的理

          『知らないと恥をかく世界の大問題15』を読みました。

          『クリティカル・ビジネス・パラダイム』を読みました。

          著者の山口さんは視点がユニークで、本書も読んでいて非常に刺激を受けるものとなりました。 今まで社会運動がなぜビジネスになるのか?という点について私自身は無理解でしたが、なるほど、今までの延長線上にはすでに成長要素は存在しないとか、今後は共感性が必要になるなど言われると、確かに、とは思います。 また、この本の良いところは、問題を問題としてのみで終わらせず「どうしたら自分の確信している課題が共感され大きな社会変革が生まれるか」といった手法論にも言及しているところでしょう。

          『クリティカル・ビジネス・パラダイム』を読みました。

          『グローバルサウスの逆襲』を読みました。

          池上さん、佐藤さんの対談本は出版されるたびに読んでいます。 タイトルは「グローバルサウス」ですが、基本的にはこのシリーズは世界の「今」起きていることの背景の解説となっており、知的好奇心を刺激されるものとなっています。 いわゆるニュース解説型なので、早めに読むことをお勧めします。

          『グローバルサウスの逆襲』を読みました。

          『カスタマーサクセス・プロフェッショナル』を読みました。

          数年前から「カスタマーサクセス」なる言葉に引かれ、色々と本を読み漁っています。 「カスタマーサクセス」とは、簡単に言えば「顧客が自社のプロダクトでの価値を出し成功するために働きかけること」となり、これまでにはなかった「販売後」の時間軸で付加価値を出す業務です。 サブスクの解約などを防いだり、次回の契約更新時にまた自社のプロダクトを選択してもらえたりすることを考えた場合、自社にとっても自分の会社が販売したプロダクトを使い続けてもらえることは自社のメリットにもつながります。そ

          『カスタマーサクセス・プロフェッショナル』を読みました。

          『世界を動かした名演説』を読みました。

          世界の演説に関する、池上彰さんとパトリックさんとの対談集です。 人の心に残ったり歴史を超えて語り継がれていく演説は、それなりに理由があって残っているのであり、それを表現や文化的な側面から解き明かしてくれています。 心を動かすスピーチとするにはどういった要素が必要か、何をやってはいけないか、人前で話す方にとっては参考になるのではないかと思います。 また、多くの演説に触れ、人を動かすのは大義とそれを伝えるための言葉であると改めて感じました。

          『世界を動かした名演説』を読みました。

          『解像度を上げる』を読みました。

          いわゆる「課題設定」「問題解決」のための本です。 本書は非常に読み応えのある本ですが、今までの本とは異なる衝撃を受けました。 今までも「仮説思考」「論点思考」「問題解決ファシリテーター」「参謀の教科書」など、いろいろなアプローチで問題解決の本を読んできましたが、こちらはとにかく言語量がすさまじく実践的なのです。 また、記述そのものもツリー状になっており、頭にすっと入ってきます。 この本に記述されていることを身につけ、実際に行動すれば、おそらく10年以上戦える、そこまで

          『解像度を上げる』を読みました。

          『改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん』を読みました。

          世間では新NISAについていろいろと話題とされており、書店でもそれらの関連書籍が平積みされていたりしますね。 私自身は今まであまり「投資」については学ぶ機会がなく、投資を行うにしろ行わないにしろ実際にその関連の本は読んでおく方が良いだろうと思い、おそらく世界でも最も有名な投資に関する本の一つである本書を選んでみました。 要は「経済的自由を得るには、利益を生み出す資産となるものを買いなさい」「働いて得た勤労所得を、不労所得が得られる資産に投資しなさい」というのが本書の底を流

          『改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん』を読みました。

          『すばらしい人体』を読みました。

          身近にありながらも普段なかなか気づかない自分の体や医療について、語り掛けるように綴られています。 この本では人体の不思議を取り扱っていますが「人間の体は重いのに重さを感じないのはなぜか」「血液型のA型、B型は実際は何なのか」という点など、普通に生活していたらあまり着想を得られないところからの切り口となっている点が、この本を面白くたらしめている理由ではないかと思います。 他にも、人体のメカニズムや医学の歴史、実際の現場のトリビアまで、医療に関して幅広くトピックが集められてお

          『すばらしい人体』を読みました。

          『組織を生き抜く極意』を読みました。

          著者は今までも組織内での立ち回り方に関する本をいくつか出版していますが、内容としてはそこまで大きくは変わりません。 ただ、本書は組織内の人をまとめるポジションについたとき、どのように振る舞うべきという点にフォーカスを当てています。 リーダーシップを発揮しなければならないのはどのような時か? リーダーとしてやっていけないこととは? など、実践的な観点から示唆に富む多くのサジェスチョンが記載されています。部下を率いる人や組織を中間管理職としてマネジメントしていく人は、一度読ん

          『組織を生き抜く極意』を読みました。

          『最高の戦略教科書 孫子』を読みました。

          孫子は古典として長い間読み継がれており、一度は目を通したかったもののなかなか今まで機会がありませんでした。今回、良い解説書としてお勧めされましたので、手に取って読んでみました。 「孫子の兵法」は、簡単に言えば「戦うためのテキストブック」です。もちろん、現代では命のやり取りが行われることは(少なくとも日本に住んでいるかぎり)ありませんが、それでもビジネスや生活の中で「やり直しの利かない一発勝負に身をゆだねるとき「こちらが望んでいなくとも、相手から戦いを挑まれるとき」が無いわけ

          『最高の戦略教科書 孫子』を読みました。

          『グリム、イソップ、日本昔話-人生に効く寓話』を読みました。

          佐藤優さんと池上彰さんの対談本はこれまでにも色々な切り口で出ていますが、どれも視点が独特で面白いものばかりです。 今回は昔話に焦点を当てた対談とはなっていますが、話ひとつとってもこういった視点で考えることができるのか、といった点は非常に興味深いです。 昔の価値観に則って記述された物語に対し、思考停止せずあえて現在の価値観から光を当てて解釈していくという作業は、ものを考えるうえでの良い訓練になるのではないかと思います。 また、読んでいて「ああ、確かになぁ」と思えるものも多

          『グリム、イソップ、日本昔話-人生に効く寓話』を読みました。

          『フロントエンドの知識地図』を読みました。

          私はいわゆる「エンジニア」という職種ではありませんが、Web周りを仕事にしており、エンジニアさんにはいつもお世話になっています。 この仕事を始めた時はWeb関係についてもそれなりに勉強していましたが、最近はさぼっていることもあり、一度まとまった周辺知識が欲しく読み始めました。 この本ではhtmlからjavascriptのフレームワーク、はてはセキュリティといったものまで網羅されており、守備範囲が広いです。そのため、フロントエンドにまつわる総覧的なガイドブックといった作りと

          『フロントエンドの知識地図』を読みました。