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私がどうやって【新しい習慣】を身に着けられるようになったか?


今日は私がどうやって新しい習慣を身につけられたかをシェアします。
新しい日々の生活様式に心身を慣れさせるヒントにもなるかもしれません。

ちなみにですが、私はコツコツ努力するタイプではなく、
テスト勉強もせず、習い事の練習もせず、
どちらかというとその場その場ノリでやっていることがたくさんありました。。。

3日坊主というと大げさかもしれませんが、
何かを継続してコツコツがんばるとか
新しく何かを始めて結果を出すとか、
そういうのは苦手だなって思うタイプです。

なので筋トレで成果を出せる人、
ダイエットを成功させている人、
コツコツ勉強をして資格を取る人、
500円玉貯金で100万円貯められる人、
そんな人たちのことをすごいな、と尊敬の眼差しでみておりました。

ただその中で自分にポテンシャルがあるかもしれないと思ったのは、
以前noteで掲載したことがありますが早起きだけは得意です。

そこでふと思ったのは、人が難しいと思う習慣をつけられるんだったら
意識すれば新しい習慣を作れるのでは?と。

結論からいうと、
・小さな習慣がだんだんと大きな影響を与える
・楽しいポイントを見つける
・とりあえずやってみて、できなくてもOK


このシンプルな3つを守りながら決めた小さな決断が、大きな変化をもたらすという経験をこの1年間で実感することができました。
自分のために、将来のためにポジティブなことを習慣化したいと思い、
ここ1年で新しく習慣化させたことがいくつかあったので
どういう風に習慣化させたのかという実体験をお話します!

①手帳の習慣:時間の管理は習慣化への近道

もともと手帳は子供のころから好きなので使っていましたが、
昨年から手帳の使い方を変えることで、
毎日の自分の時間の使い方が大幅に変わりました。

今まで、仕事は日々かなりのミーティングがあるので何も書かず、
仕事以外の予定を入れるためだけに使っていました。
気づくと週末は朝から晩まで予定を入れていたり、
平日でも毎日何かしらしているか、
残業で夜遅くまで時間がないので空白にしている、
そういう使い方でした。

そんな中、昨年からCittaという手帳を使い始めて、
手帳=自分と向き合う時間にするという習慣がつきました。
ご存知の方も多いかと思いますが、
興味のある方は是非チェックしてみてください! 

手帳ですが私はいつも10月はじまりを使用しています。
理由としては
・会社の年度が9月に始まるので、10月に仕事での目標が定まってくる
・年末になる前に早いタイミングから来年の目標を立てられる
・年末の繁忙期の予定を入れられる

大きく手帳の使い方で変えたことは以下の5つのポイントです。
この5つにしたことは、そんなに難しくなかったことと、
自分が楽しいと思えることが見えてくると続けられたということです。
そしてこの5つのポイントが後の習慣化にも影響を与えました。

①仕事をしている時間は矢印で見えるようにする
→ 日々自分が仕事に使っている時間を可視化

②空白の時間を作る
→自分のための時間を作る、本当に大事な予定だけを優先する

③わくわくリスト
→その月にわくわくするようなことを書く、
達成したいこともわくわくリストへ

些細なことでもその時楽しかったことは忘れがちなのでとっても大事
※ちなみに人間はネガティブな事の方が覚えているという脳の作りになっているそうなので、楽しかったことを書くというのは見返す時に大事です!

④短期的に達成したいこと
→ガントチャートで可視化
1週間で達成したいことからまずはやってみよう

⑤簡単家計簿
→その月の予算と毎月の振り返りを記載
細かくなくていいのでざっくり、それでもちょっと管理できるだけで嬉しくなる

ニーズがあれば書き方も細かく次回記事にしたいと思いますが、
ただの予定帳ではなく、自分のなんとなくが可視化されたことで
目標を叶えるための手帳を書く習慣ができました。

また、この後記載する新しい習慣が達成できたのも
手帳の書き方を変えたからでした。

余談ですが、手帳だけすごく派手な色を選ぶようにしています。

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②毎朝5㎞のランニング:長距離なんてつまんないと思っていた

昨年から毎朝のランニングをはじめました。
11月に走りはじめた時は、1回2kmで週3回をまずは目標に。
なんなら、まずランニングウェアを着るというところからでした。
着ると、ちょっと出てみようか→最初はウォーキングでもいいか→1kmだけ走ってみよう、という流れになります。
そうすると2km以上行けるかも、もっと走りたいかも?
と2週目に思い始めたところをあえて丸1ヶ月は2kmを週3回にしました。
最初の1か月はもっと走りたい、と思って勢いをかけすぎると
逆に嫌になってやらなくなる、続かなくなるので
”走るのが楽しみ!”という気持ちが込み上げてくるくらいで抑えました。

ちなみにですが、運動は嫌いではないのですが、
ジムやランニングなど一人で黙々とやること、
目標を決めてコミットすることは向いていませんでした。
子供のころからチームスポーツで、
その試合で点数を入れるということと、
周りにチームメンバーがいるから練習も楽しめるという環境に慣れていたからです。

そんな中、先ほどの手帳を活用して、
走った朝は必ず手書きで何時から何時に走ったかを記録し、
ガントチャートに距離を記載しました。
1週間経つと、おお、週3回ならできる、
続けられると自信がつきました。

逆に他の4日の朝には空白の時間があることも可視化され、
この朝は違うことをしよう→何しようかな?と楽しみになりました。

案の定12月には週3回5kmになっていました。
そして冬休みには初めての10kmランを1人で完走し、
自信がついたのでハーフマラソンを2月に予約し、完走しました。

そのころには”走らないと気持ちが悪い”になっていたので、
3月から完全在宅勤務になると気づけば週5回、
5㎞のランニングになりました。
歯磨きもそうですよね?
子供のことは”歯磨きなさい”と親に言われてやりますが、
大人になると無意識に歯を磨いていると思います。
私は”やらないと気持ち悪い”という観点では同じ原理だと思っています。
加えてですが、通勤時間がないので、その時間はゆっくり朝ごはんを作ることを楽しんだり、ストレッチをしたり、”空白の時間”を自分のために使えるようになりました。

その時やりたくないと思ったら、一週間のどこかでやればいい、
それくらいの思いでスケジュール帳とにらめっこをすると、
一週間の中で自分にどれだけの余裕(空白の時間)が実はあるのか?
というのが見えてきて、
これならいける、とそんなにストイックにならずとも気づけば習慣化されていました。

もしできなくても責めるのではなく、
小さなことをやったら自分をほめる、
できなかったら次できるタイミングを見つける、

そういう思考が大事だということを実感しました。

③賢くお金を管理する

正直”節約”という言葉はケチくさい、なぜか私はそう思っていました。
毎日の小さな買い物を家計簿に書いて、節約をし始めたら、
貧乏マインドになってしまうんじゃないか、という勝手なイメージです。

ただなんとなくもっとお金に関して賢くなりたいという気持ちはありました。
浪費家でもなく、買い物をめちゃくちゃするタイプでもないのですが、
”賢くお金の管理ができているか?”
ということに自信はありませんでした。

この1年で賢くお金の管理をするために
自分の生活につけた習慣は大きく3つありました。
①お金について学ぶ時間を作ること
②自分の支出を認識すること、優先順位を決めること
将来のためのお金のプランを作る、投資をすること

どれも難しそう、
なかなか踏み切れなそう、
続かなそう、とも思えることですが、
他の2つの習慣と同じように、
小さくはじめることと自分ができそうなやり方を見つけることで
前進することができました。

まず、①お金について学ぶ時間を作ることは、
手帳の習慣の応用編です。
最初から週末1時間でも2時間でも時間を確保しました。
それを達成させるにはただ家で読書をする、では絶対に無理だったので、
カフェが好きな私は、その時間をカフェの時間にして、
読む本をいくつかあらかじめピックアップしました。
いくつかピックアップしていると、
多少難しくてめげそうになったら違うのを選べばいい、
分かるものから読めばいい、という
ハードルが低いスタートラインに自分を持ってこれます。


ちょっとずつ読み始める、Youtubeを観て良いTipsがあると、
これならできるかも?これならやってみたい!と
わくわくするポイントが出てきます。
私はそれを②自分の支出を認識すること、優先順位を決めることに繋げていきます。
でも毎日レシートを集めて、金額を書くなんて何度も挫折したしできない・・・
そう思ったので、もともとクレジットカードを基本使っていましたが、
クレジットカードを1枚に絞り、月次で見返すことにしました。
25日の給料日に1か月分の予算や使い方を決めて、
クレジットカード明細を元に見直す・・・月1ならできそうだと思いませんか?
いかにストレスがなく、続けられる方法を見つけるかが習慣化の肝になります。

最初は月次で見直す、でしたが、
習慣化すると1週間単位で見てもストレスを感じない程度になったので、
手帳で1週間を見返す際に一緒にお金の動きも見ることにしました。
特にコロナになってからは、
スーパーに行くこと以外あまりお金を使わなくなったので、
1週間見返すのも5分程度しかかかりませんでした。
また、時間の使い方と同じく、
飲み会や外食の優先順位をつけやすい環境下に今年はあったので、
並行してお金の使い方も優先順位を賢くつけやすくなったというのもあります。

他の習慣とセットで一緒にやるというのも
新しい習慣で自分を追い詰めることなくやりやすい方法だと思います。


一度習慣化すればその後は簡単になりますので、
外出が少なくお金を使う機会が少ない今こそ、
支出を認識するとっておきのタイミングだと思います。

そして最後の③将来のためのお金のプランを作る、投資をすることです。
過去に周りに進められて仮想通貨や定期預金をやったことはありましたが、
今年に入ったタイミングで私がやっていたのは
給与天引き設定をしている会社の持ち株くらいでした。
ですが、毎月の支出の管理ができ、
尚且つ今年のように外出が減り、買うものが減ると余裕が出てきたので、
最初に毎月の予算を決める際に投資をする分も決めるようになりました。
そして投資した分はガントチャートに書き込みます、
この瞬間が最近のわくわくポイントです。

色々読んでいく中で興味が持てて、
尚且つサクッと始められるものからやってみました。
株とつみたてNISAです。
少額から始めたもののすでに自分の想像よりも利益が出ているため
引き続き続けられそうです。
そして、1つできると面白いもので、
次は不動産事業を始めたいので数十冊の本を読んでいます。

最初はまず株の口座を作って1株買ってみる、
という30分もあればできることをやってみたのがスタートです。
そこからはお金の管理と一緒に(ここも先ほど言ったポイントです)、
予算を決める際に金額を決めて何の株を買うのか決めるというアクションを入れます。
株を買うのには5分もかかりませんので、難しいことではありませんでした。
つみたてNISAはご存知の通りつみたてなので設定すれば勝手に天引きされるものです。

あ、投資ってこんなに簡単なことなんだという経験をすると、
少し増えただけでも楽しくなりました。

他にどんなことがあるのだろう?と興味が湧いたので、
①お金について学ぶ時間を作ることに戻って、次は不動産投資について学ぼう、次は税金について学ぼう、などトピックを変えながら学びました。
1時間読むだけでも多くの知識が入ってきて、自分がやりたいと思うものが見つかるものです。

投資に関してはまだまだ小さな習慣と楽しみを味わっただけですが、
小さな習慣をいくつかつけるだけで自分の世界も、
自分が楽しめることも増えていきました。

まとめ

冒頭でお話しした通り、
習慣化するために意識したのはシンプルに3つのことです。
・小さな習慣がだんだんと大きな影響を与える
・楽しいポイントを見つける
・とりあえずやってみて、できなくてもOK

私の場合は
手帳で時間の管理→管理した時間の中で健康のための習慣をつける→お金の習慣をつける、
という習慣の繋がりを作ることで小さな習慣でも日々の生活に大きな変化をもたらすことができました。
そして楽しいと思っていることなので辛くもなく、
できなかったとしても一切完璧を求めるものでも、
評価を求めるわけでもないので自分に対して柔軟になることができました。

なんで自分は習慣化できないんだろう?
そう悩んでしまった瞬間、頭の中にはネガティブが広がると思います。
そうではなく、何だったら楽しくできるかな?というところから
考えてみると良いのではないでしょうか。


自分の元々のライフスタイルや改善したいこと、
整理したいことからまずは小さな行動をしてみてください。
毎朝の1つの行動が新しい習慣の連鎖に繋がるかもしれません。

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