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その常識って未来もちゃんと常識ですかぁ~?😨

こんにちは 五月美です


突然ですが

ここで一つ「常識」について考えたいと思います😊


常識とは

常識は、社会的に当たり前と思われる行為、その他物事のこと。社会通念ともいう。対義語は非常識。 いったん物事が常識として受け入れられれば、その物事は異議を差し挟まれにくくなる。そのため、常識の内実はしばしば大きな政治的価値を持つ。常識は、メディアを通じて変じることがある。 

ウィキペディア


何かもっともなことが書いてありますが、意味深な内容も含まれていますねぇ~😅


じゃあ~

いつものように物語でやってみますか😄


ある小さな国がありました。

その名は「ヒジョーシキ王国」です。


その国の民たちは、みなが緑色のドロージャと呼ばれる布を纏っていました。


実は・・・


この国は三つの神に守られている為に平和を維持できていると民たちは信じて疑いませんでした😅


「風の神」

清潔なドロージャを纏うことで愛を運んでくれる


「水の神」

毎日、大きな浴槽に入ることで災難から守ってくれる


「火の神」

週3回サウナに入ることで豊かさを育んでくれる


これを

「三つの常識」

そう呼んでいました。


この常識を破ると「悪魔に魂を売った」ことになり災いが起こり身を亡ぼすことになると民たちは王から教えられていました💦


何かへんだぞっ🤔

あ、私だけが思ってます。


もちろん、民たちは何の疑いも持ってませんよ😅


ところが・・・

いつも民は頑張ってるのに豊さには程遠い気がしてなりません💦


実は、この国の水は

リケン湖という大きな湖が一つしかなく全てマオウ社が一括管理をしていました。


まぁ・・昔っからの地主みたいな感じかな😅


国は、マオウ社から水を買い民に売っていたんです。


しかも高いってーーー😱



民たちは

この「三つの常識」をしっかり守っていたのです💦


マジか・・・


しかし


民たちの暮らしは良くならず貧困にあえぐ中で、どうしても水を買うことができず洗濯もお風呂にも入れない民を見つけると・・


「うわっ・・ヤバいって💦」


「絶対、常識を破ってるやん😡」


「あいつのせいで神が怒ってるんじゃねぇ?」


そうです


民の暮らしが豊かにならないのは「三つの常識」を守っていない民がいるからだと目先の常識に囚われていたんです😩


常識を守れない民は後ろ指をさされながら、広大な砂漠を抜け違う国へと逃げるしか道はありませんでした😭


ところが一方王室では


「国王様」


「何だ息子よ」


「おかしくねぇ?😑」


「何が?💦」


息子は兼ねてから、この「三つの常識」について疑問だらけで仕方がなかったので一切の常識を守っていませんでした。


「おじいちゃんから聞いたぞっ!!」


「な、何を?💦💦」


息子は、初代の王だったおじいさんが亡くなる前にこっそり国の実情を教えていたのでした。


ドロージャと呼ばれる布の染料の元となる花エメラルダンはマオウの敷地にしか咲いておらず、独占状態であること・・・


大きな浴槽に毎日お湯を溜めることも、ドロージャを清潔に保つことも


そして

サウナに入り喉を潤すことも・・・


全て大量の水が必要だった。


全てはマオウ社の思惑にまんまと乗せられてしまっていたのです😱


「まさか・・・キ、キックバ・・」


「あぁーーーーーーーーー!!!」


「えっ😨」


「聞こえなーーーーーーーい😣」


「・・・・・・😑」


仕方がない・・・


「いずれにしても民たちは気づきますよ!これが常識ではないってことを」


「・・・・・😔」



そんな中、民たちは


「そういえば・・・」


「どした?」


「なんで、三つの常識をこんなにも守ってるのに暮らしは全く良くならなくねぇ?😒」


「だよな🤔」


「誰か常識破ってんじゃねぇ?」


「あのバカ息子か・・・」



民たちの怒りの矛先は自由奔放に見える国王の息子である


ブッコワスンだった。


「一揆やっちゃう?😒」


「やっちゃうかぁ~ムカつくし!」


これはマズイです💦



人は常識を守ることこそ正義だと思っていますが、豊かになれないことで誰に責任があるかを模索し始めます。


その頃、マオウ社では


「いやぁ~例の物を手に入れたい😏」


「あ、他国の第二の宝石と呼ばれるワルダクミンですか?」


「あれって、高いしなぁ・・・」


「なら、常識を増やしますか?😏」



「いいねぇ~👍」


さて、どうなる?💦


民たちは、みんなを結集させてクワやスコップを片手に王室の前で抗議運動を始めました。


「バカ息子ぉーーーー🤬」


「出てこぉーーーい🤬」


しかし

ブッコワスンは王室の窓から冷静に空を眺めていました。


ー1時間後ー


「来たっ😄」


空には黒雲が立ち込め勢いよく雨が降り出していたんです😲

その雨は止むことなく降り続けました。


何ということでしょぉ~


たった一つしかなかった湖があちこちにでき始めました✨✨


早っ😅



マオウ社は一時的なものだと踏んでいましたが今まで降ることがなかった雨が定期的に降り続けたのです。


「チッ!!」


「最悪ぅ~😩」


ブッコワスンは、おじいさんから聞いて信じていたのです。

いつか必ず、この雨季がやってくることを!


「息子よ、もう三つの常識はいらないから辞めるか?😩」


「いえ、この長きに渡る洗脳はすぐには解けません」


「どうする?」


「まず、常識の回数を減らしましょう😊」



彼の考えは


常識の回数を減らすことでそないに重要ではないということを民にインプットさせ、異端児が出てくることを待つという選択でした。


その異端児が常識に異議を唱え自由に振舞っている姿を見てマネする者が必ず現れてきます。


そこから徐々に広がりを見せて今の常識は未来には不要な産物となっていくのだとブッコワスンは静かに語りました😊


「なるほど・・」


「常識とは、そうやって変わっていくものです」


この国は50年経った今も国は水に困ることなく豊かになり産業は栄え、町並みはオシャレな服に身を包んだ若者で溢れかえっていました✨✨


一部その光景を苦々しく見ていた昔気質の民はいまだにドロージャを纏っていましたがそれも致しかたありませんね😅



国王になったブッコワスンは


このまま国が発展を続ければよいのだが・・・


ふと

「たまには占いでも行ってみるか😊」



ある有名な占い師の館


「この国の未来を占ってくれ😄」


「・・・・はい」


緑の布に身を包んだ占い師は静かに国王を見つめていました。


ブッコワスンは


「まず、この国の名をヒジョーシキからジョーシキに変えようかと思っています🥰」



静かに占い師は


「あ、いえそれはお止めになったほうが・・」


「なぜ?😅」


チラッ・・・


「そろそろ、雨季は終わりを迎えるので先にドロージャを用意しといた方が宜しいかと・・」


「・・・・😨」


おしまい


本日のまとめ

「常識は時とともに変わっていく」です


会社でも多くの理念やルールがあります。


始めは何か違和感を抱いたとしても、長く続けるとそれは常識となっていきます💦


時に間違いだと気づいても長く囚われた人に限ってなかなか「違う常識」は受け入れがたいものになる気がしますね😅


今いる場所の常識は本当に未来も常識ですか?


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