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サイモンとガーファンクルの思い出

中学生の頃、視聴覚委員をやっていました。
視聴覚委員と言っても、月曜の朝礼の時の校長先生用のマイクのセットと、お昼休みの音楽担当でした。

月曜は校庭で、毎週朝礼がありました。
早く学校に行って、放送室からマイクとスタンドと長いケーブルを持って校庭に行き、校舎の端にある端子にケーブルを繋げ、階段を降りた先の朝礼台にスタンドとマイクをセットしてケーブルを繋げるのです。

朝礼が終わると、ケーブルをヒジに回しながら巻いて撤収します。
これは後に、カメラマン助手をする時、役に立つことになりました。
ただ、専門的に八の字巻きというケーブルの巻き方を覚えて巻くことになりました。


この視聴覚委員になった事で、お昼休みのアナウンスと音楽を流す事がもう一つの仕事としてありました。

お昼の時間になると
「お昼の時間になりました。」
とアナウンスするのです。
放送室に一人お弁当を持って立て篭もります。
放送室にはレコードが沢山あって、その日その日とお昼の時間に流しました。
ほぼ、クラシック音楽のレコードです。

ところがその中に、一枚だけ、ポップスの
「サイモンとガーファンクル」のLPレコード
(大きいレコードで、30cmサイズです)
があったのです。
それまで、「サイモンとガーファンクル」は聴いたことが無かったのですが、好奇心から、ある日掛けてみることにしました。
レコードに針を落としてみたら、なんともいい曲が流れて来るので、放送のスイッチを“ON”
にしてみました。
先生から怒られるかとドキドキしていたのですが、クレームも入ってこないので、その日は
「サイモンとガーファンクル」のLPを全曲流してしまいました。

お昼休みが終わって教室に帰ると、いつもと違った、ポップスの曲で、みんなの受けが良かったので、その後も何度もそのレコードをかけました。


aosagiさんの記事を読んでいてその頃の曲を思い出しました。ありがとうございます。
「コンドルは飛んで行く」の秘密も知ることができました!

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