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“巻き舌”の練習

小学6年の時、誰かが、
「中学生になったら「英語」の授業が始まるから“巻き舌”の練習をした方がいい」
などという噂を流していたのです。
周りの子達は、その日から必死に“巻き舌”の練習を始めました。
「トゥる〜」「トゥる〜」「トゥる〜」と情報もあまりない時代、発音するには“巻き舌”が必要なんだと練習をして、できるようになりました。

パタカラ体操なるものがあるそうです

で、中学生になって、「A・B・C」と習うわけですが、いつまで経っても、“巻き舌”の発音は出てきません❗️
そんなの要らない。と、分かったのは一年以上経ってからでした💦

時は経ち、大学で「ドイツ語」を選択した為に
“巻き舌”がやっと出番がでてきました。
ドイツ語の教授は“巻き舌”大好きでしたから。
しかし、それもたった2年で「ドイツ語」の授業は無くなり、まぁそれでも少しは役にたったかなと、満足しました。

その後、娘の高校で父兄に向けての「イタリア語」教室があり、2年ほどでしたが、参加して、“舌を巻く”事がまた役に立つと思っていましたが、イタリア人シスターの先生が言うには
最近は、イタリアでもあまり“巻き舌”発音はしません。との事でした。
えーーーーっですよね。
せっかくなので、「イタリア語」の発音する時、“巻き舌”で頑張っていました。

“巻き舌”が世界的に減っているらしいのですが、もう一つ、私たちの世代では、学校でまず、アルファベットを書く時に、習ったのは「筆記体」でした。
ですから、私の友達など、未だに英文を書く時は「筆記体」という人も多いです。


アルファベット筆記体
ゴシック体


私はといえば、高校生の頃に「ゴシック体」に!
最近では、「筆記体」の大文字も忘れつつあります。
聞くところによると、世界中のアルファベットを使う人たちも、「筆記体」を使えない人達が増えているとか、、、
昔の映画などで、主人公が羽のついた付けペンで優雅に「筆記体」で、手紙を書いているシーンなど、素敵だと感じるのですが、日本の時代劇で、達筆の手紙を書いているのに手紙の内容が全然読めないのと一緒で、外国の方達も、手紙の内容も読めずに見ているのでしょうね❗️
面白いものです。

読めません💦日本人なのに


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