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自分の娘も過去の自分も救いにいくため、私はログラスに入社したのです 〜クラウドワークス・建設SaaSからの転職〜

※この記事は「ログラスサマーアドベントカレンダー2023」の16日目の記事です。明日はインサイドセールス部・SDRチームの石塚さんです。



初めまして、いきなり転生ものの出だしで失礼しました。2023年6月から、ログラスのインサイドセールスとして入社した宮藤と申します。

まずは自己紹介

私は今まで、建設会社を家業とする家に長男として生まれる→ゼネコン→海外移住→IT系・・というキャリアの変遷を辿ってきました。比較的珍しいキャリアですが、ログラスに至るまでにセールスチームのリーダーやマネージャーなどを任せていただいたのち、今はログラスに所属し、ミッションである「良い景気を作ろう。」の実現にコミットしています。

今回私の入社エントリは、以下の内容を記載しています。

・なぜログラスを選んだか?
・ログラスでなければならない理由は?

上記を語る上で、自信のオリジン(起源)を話す必要があり、少し自分語りが多くなっています。そのため、結論を先に記載します。

・なぜログラスを選んだか?
 →「良い景気を作ろう。」に自身のWillが内包されていた。

・ログラスでなければならない理由は?
 →ミッションへの共感と、それを一緒に体現したいと思えるメンバーがここにはいた

なぜログラスを選んだか? 

今までの人生を全て線として捉えた際に「自分が今いるべき場所はここだ」と感じたのが、ログラスを選んだ理由です。

「良い景気を作ろう。」

このミッションに自身のWillが内包されており、非常に納得感がありました。ログラスはミッションの達成から逆算してOKR(≒目標)が組まれているなど、全ての結果がミッションにつながっています。その多くは非常にチャレンジングなものばかりなのですが、それを達成していくことで、ミッションが体現できる=良い景気を作ることにつながっていきます。

そんなOKR設定において、自身のWillとミッションが近ければ近いほど、会社の成長と自身の成長を重ねて見ることができる。そんな折り合いがついたためです。

なぜログラスにはミッションを体現できる環境があるのか? 

それは「ログラスのメンバー全員が自分の言葉でミッションを語れること」が全てだと思います。過去に所属した会社も、メンバー全員がミッションをベースに行動していましたが、それでもログラスは突出して浸透度が高いと感じています。

ログラスの採用選考ハードルは狂気的に高いです。ALL STARさんから何度も「ログラスは採用のハードルが高すぎる」「そんな超人はいない」という言葉をもらい続けてきました。

引用:超入門カルチャーの創り方 TOP5|布川友也|ログラスCEO

なぜ、それが実現できるのか。それは、採用には一切妥協をしないというCEO・布川のnoteでの発言もそうですが、全社一丸になって、自分より優秀な方や一緒に働きたいと思える方に声をかけていることが大きいのかなと思います。

加えて、選考フローも他社より長く、カルチャーマッチを最重要視した採用を続けている成果の表れでもあると感じています。また、リファラル採用率が高いのも、カルチャーマッチを醸成する一助になっているのだなと、リファラル採用で入った自分だからこそ強く感じています。(リファラル入社に関するインタビューや、選考フローに関しては下記の記事をご参照ください)

ここまで読んでいただき、ログラスに興味をお持ちいただいた方はぜひ一度採用情報を記載したページにお進みください。

私はどのような理由でログラスに来たのか。「Why?ログラス」の詳細を知りたい方は、少し長くなりますがこの後もお付き合いください。

自身のオリジンについて

ここからは、私の「Why?ログラス」を語る上で避けては通れない、自身のオリジンについてお話しします。

娘も過去の自分も救いに行くためログラスへ

ログラスへの入社理由は前述の通りなのですが、自分のバックグラウンドには建設業界の存在がありました。
そのため「建設業界をさらに良くしたい」「働いている友人たちを楽にさせたい」という思いから、建設系のVertical SaaSを展開するスタートアップに入社したのが私のキャリアのはじまりです。そこではセールスリーダーやマネージャーなどを経験させていただきました。

しかし、その中で起きた出来事が、自分の価値観を大きく変えることになります。それが、父親の死と、娘の誕生です。
会社の代表だった父親が亡くなり、すでに叔父が代表になることは決まっていましたが、周囲からは「将来的には・・」という話が無くはありませんでした。さらに、その1年後に娘が誕生し、娘を中心に生活が回り始めたことで、将来について深く考える機会も増えていきました。日本の人口減少などのネガティブな報道に敏感になり、結果的には「日本が停滞したままでは、娘の選択肢が少なくなってしまうのではないか?」という考えがふつふつと湧いてきたのです。

「建築業界を楽にすることで、娘に何かいい影響を与えられるのか?」
「娘の将来の選択肢を増やすにはどうすべきか?」

この問いに向き合った時に、自身の環境を変えることが答えなのでは?と考えました。

その後の転職活動では様々な会社様と面談させていただき、興味深い出会いが多くありました。そんな面談を進めていた最中、2023年2月に、以前リファラルで声をかけてもらっていたログラスのnoteに出会います。

直前の1月にミッションを刷新していたことは運命だとも思い、声をかけてもらっていた方にすぐに連絡を入れました。
面接では、代表の布川をはじめ「良い景気を作ろう。」の先を語れる面接担当者が多かったことが印象に残りました。他にも「良い景気を作ることで多くの課題を内包して解決できそう」という期待感や、それを裏付けてくれる熱気、圧倒的な利他思考など、面談を通して私の転職の軸自体も洗練されていったことは鮮明に覚えています。

私は今回の転職活動を通して、なぜ「良い景気を作ろう。」に全力でコミットすることに決めたのか。それは、娘に選択肢を増やしたいという強い決意です。同時に衰退する地方に生まれた自分と衰退する日本の将来に生きる娘が重なって見え、当時の自分の選択を正解にしていきたいのだと思うに至りました。これが私の「Why?ログラス」です。

と、お伝えしたい部分から先に記載しましたが、ここからは私を形成しているオリジンのパートとなります。お時間が許す方は今しばらくお付き合いください。

大きなギャップを感じていた少年時代〜上京まで

私は地方の「消滅可能性都市」の出身であり、小さな建設会社の長男として生を受けました。物心ついた時から豊かな自然を存分に満喫しつつも、周囲からは建設会社の息子として会社を継ぐと聞かされていました。しかし、なぜ人が少なくなりビジネスチャンスが減るであろうこの場所で仕事をしなければならないのか、またそれを当たり前かのように押し付け、私の人生を決めようとするのか?と、子供心ながらに疑問と反発心を抱えていました。

父親には早い段階から継ぎたくない旨を伝え、理解は得ており好きな進路に進ませてもらっていましたが、年齢を重ねるたびに言いもしれぬ、淀んだ感情が溜まっていったことを強く覚えています。

自身と向き合うための業界選択、新卒〜海外移住

新卒ではその淀みに向き合う意味でも、今まで避けてきた家業の建設業界に飛び込むことを決意します。

結果的に、飛び込んだゼネコンは非常に面白く、営業職として若手時代から様々な規模の工事に関わらせていただきました。社会人としての基礎は全てこのゼネコンから教わりました。

ただ、結婚を経て、パートナーの仕事の都合で北欧に移住することが決まった頃から、新しい視点を得ることで建設業界とは違った働き方にシフトすることになります。

働き方の違いへの気づき、海外移住〜IT業界へ

北欧に移住して2年間で様々な体験をしましたが、縁を感じるのは自身の出身地と移住先に相関性があったことです。人口も多くはなく、山が多く平地は少ない、海が近く自然に触れて暮らすには申し分ない。ただ、違いを強く感じたのは、仕事よりも家族やプライベートの優先度が非常に高いこと、いい意味で自己責任が根幹にある点です。

働き方も、東京でよく見かけるような電気が消えない現場事務所はなく、非常に効率的に働いていました。人が少ないからこそ効率化が進んでいる好例ではないかと思い、人口減少が進む日本も同じように効率化を目指していくべきではないかと強く感じていました。

その後、北欧から帰国した私は、当時働き方改革を標榜していたクラウドワークスに入社をします。ここでは働き方についての様々な考え方を学ぶ機会となり、ITセールスとして必要な基礎はここで学んだと言える場所でした。
この後、自身の意思決定に大きな影響を及ぼしてくれたのが、代表の吉田さんとの飲み会での会話でした。当時は吉田さんが自身のオリジンについて積極的に開示してくれており、なぜ今の自分があるのかなど、深く自分と向き合うような示唆のある質問をしていただきました。自身のオリジンに向き合うというのは、今でも大切にしている考え方の一つです。

まとめ

上記のような背景があり「ログラスに入社する」という選択に繋がっています。会社を継がないという選択をすることで生じた淀みは、当時、環境を悲観し暗い将来を怖がった少年には少し重かったです。

しかし、日本の景気を良くすることができれば、あの時決断した東京に出るという選択肢は正しかったと言えるだろうし、過去の自分や父親に対しても、将来の娘に対しても「良かったよね」と言えるのでは?というのが今の自分の偽らざる心境です。

こんな私ですが、今はインサイドセールスとして日々ミッションの実現のために活動しています。

そして、良い景気を作るためにはもっと多くの仲間が必要です!ぜひ、カジュアル面談からでもお話しさせてください。複雑なキャリアだからこそ、その時々で感じたギャップなど、色々な視点でお話ができると思います。

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