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「月の満ち欠け」movie review

昨夜、ドラマがなかったからふと映画を観ようと思い立った。
表題のものをみたが、その前に数日前には「シェフ」と「まともじゃないのは君も一緒」を見ました。最近時間が取れて珍しく映画一直線な日々です。

「シェフ」(洋画)はとにかくおすすめです!
親子の絆、それもありきたりな方法ではなく描かれているので、オリジナル性を感じることができる。ふたりのキャラもくどくなく、人間味にあふれている。移動していくキッチンカーと親子の関係性の変化、よそみできないくらい見入っていました。

「まともじゃないのは君も一緒」(邦画)は、成田凌が塾講師、清原果耶がその生徒というコンビで繰り広げられる、日常の面白さを描いた作品(恋愛)。大きな波はないから感情を揺さぶられすぎなくて見やすい。
まぁまぁおもしろくて、恋愛のかたちっていろいろだと感じさせる作品だった。

で、本題の「月の満ち欠け」アマプラで無料期間でした。
結論、かなりおもしろい!!!
時を超えて、前世と今と来世が繋がっているという概念が描かれる。
ひとりの人だけど、めぐりあわせで前世の記憶や思いを引きずっていて、
その人の目的みたいなものを果たせるか、果たせなかったら来世に持ち越す。言葉でいうと簡単だけど、これを映画(映像)で表現するのはかなりの難易度だったはず。それをうまーく後半でわかっていくようなしくみになっていて感嘆した。俳優たちの演技力も皆だいまんぞくで、不思議なシーンが本当に不思議と感じてしまう、自然と引き込まれる作品だった。
見ごたえ★5つ。

この作品を見た後、涙もしたし人が生かされている ということを実感する。よく生きる意味、生きる目的とかいう言葉をきくけど、
この映画の考えでは、それを自分で決めると言うより、決まっている
誰かに決められていて、それに気づくかどうか みたいなメッセージが込められている気がしてならない。

時間のある雨の日などに、観てみてください。

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