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円丈は肉食

2022 11/4(金)
 
トンカツに挑戦しよう。
そう思った。
挑戦とは一体、何事だと思われるかもしれないが、今年45歳になる俺は、最近、脂っこいものが苦手になってきている。
45歳なら、まだまだ胃も丈夫だろうなどと油断して、焼肉食べ放題などに行くと大変な目に合う。
肉はそこそこに、野菜を食べ始め、その野菜にしても肉の脂が多少なりとも付着しているゆえ、いつの間にかメインは、卵かけ御飯、キムチ、ナムル、の食べ放題に早変わりし、飲み物はせっかくアルコール飲み放題だったのに烏龍茶の煌、飲み放題に変わる(なんで飲み放題の烏龍茶は煌なんだ!)
シメの冷麵を食べる頃には満腹で、烏龍茶を飲むこと位しかできない。
実に、胃袋が弱ってきているのである。
元気な人を見ると、肉食が多い。
俺の師匠、円丈は76歳で亡くなったが、73歳位まではステーキをガンガン食っていた。
弟子を「いきなりステーキ」に連れて行く73歳はタフすぎる。
円丈はステーキを食べながら
「見ろ、この血の滴る分厚い肉、こんなのを食っていると、俺は悪い奴だって気になってくるんだ、ひゃひゃひゃ、悪い奴だろ俺は」
どこが悪い奴なんだ!
でも、確かに、あの年齢で血の滴るステーキを食っていたら、ちょっと悪そうに見えるかもしれない。ちょい悪ジジイだ。
俺も、師匠のように、ちょい悪なジジイになって、芸人として生涯現役である為に、肉食になりたい。
よく、肉食系男子、草食系男子、などと言われるが、恋愛が出来る元気があるのは、胃袋が丈夫でないといけない。
恋愛をする以前に、肉食疲労男子の俺は、このままだと、本当に草食系、
いや、草食動物になってしまう恐れがある。
日頃からの生活習慣で、肉を意識的にとっていくべきだ。
そうと決まると、今日から肉だ。
いきなりステーキは胃がびっくりすると思うので、
(いきなりステーキ、という店名ではない)
まずは、トンカツに挑戦しよう。
ひゃひゃひゃ、なんて俺は悪い奴なんだ。
 
※続きは後日
 

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