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武田砂鉄さん、「VERY」を熟読してるのね(ashikathDiary.vol.3)

めっきりファッション雑誌を読まなくなって、読むとすれば岩盤浴行った際に雑誌休憩コーナーで読むか、美容院に行ったときに目の前に置かれた雑誌読み放題のタブレットで読むか、そんな感じのアシキャスです。

さて、先日美容院でのこと。

カットとカラーというメニューで2時間だったので、かつてはセレブ主婦のためのバイブル、今は子育てしてるママだって仕事も家庭も充実させられる!輝いていこうよ、現役ママたちエール雑誌「VERY」をタブレットでタップ。
ファッションだけでなく投資のことだとか、ママたちの社会意識もガンガン上げてくれる読み物も満載でございます~。

社会系のものを読むのが大好きな私は、武田砂鉄のコラムに目が行った。
砂鉄さんって、10年前くらい前だったかな、お顔とか知らなくて、不思議なペンネームだな、文章も社会系のインテリっぽいけれどソフトで、女性なのかと思ってた記憶あり。
実際は、メタルロックTシャツを着た、もさっと(失礼・・・)した男性だったとは。偶然にも、先週TBSラジオ「武田砂鉄のプレ金ナイト」も初めて聴くことがあって、その時のトークゲスト、映画監督森達也さんが「君は、今日も銭湯帰りのような恰好をして仕事してるんだね」と冒頭で談笑しているのが笑えた。
ともかく、砂鉄さんがコラムニストとしては一流であることはご承知のとおり。

最新号のVERYの砂鉄コラムでは、VERYはどんな雑誌なのか、ということを忖度なしで言いたいこと書いちゃった。それが良い得て妙なのよ、読んでみて。7月号だったかな、8月号だったかな・・・つまり、私が先ほど「VERY」という雑誌を、

”かつてはセレブ主婦のためのバイブル、今は子育てしてるママだって仕事も家庭も充実させられる!輝いていこうよ、現役ママたちエール雑誌”

って書いたように、長くVERYでコラム連載してきた砂鉄さんも、この雑誌ってさ・・・色々世間の女性たちに良くも悪くも評価されるけど、単純な雑誌じゃぁ、ないんだよね。僕はコラム担当しているのもあって毎号「熟読」してるけど。
っていう以外にも編集長がこのコラム読みませんように、と最後に書いちゃうように、若干ディスった正論を書いちゃってて。くすっと笑えたわ。

要は、私が専業主婦だったころ、「VERY」はタキマキがきらっきら輝いていて憧れの対象になるような全盛期?時代で、これを読んで、憧れるか、落ち込むか、というような雑誌だったわけよ。とある、別雑誌で見かけた著名人の対談では、「VERY」のような雑誌に出る読者モデルとか専属モデルとかのライフスタイルは”過活動症候群”な女性だ、って書いてあった。当時、大きく頷いたあたくし。輝く女性でいるために、そんな朝早くから起きて、掃除も手を抜かず、おしゃれも手を抜かず、好奇心も旺盛に出かけて、インプットからのアウトプットでフル稼働し続けたら、疲れちゃうわよって。

でも、それから砂鉄さんが書いているように、しばらくして最近は”無理をしない、手を抜くわたしもそれでいいんだよ”って、レトルト使って楽ご飯したり、そんな女性たちが等身大なんだよね、というようなことも前面に出し始めたらしく・・・

ほぉ・・・久しぶりに、VERY読んだけど、そういう感じの押し出し方もして何とか(またしても失礼でごめん)人気雑誌でい続けるための努力を惜しまない、女性へのエールを惜しまない、そんな雑誌として奮闘している様子が伝わってきた。

そもそも、砂鉄さんをコラム連載に起用している時点で、読者(オンナ)たちのレベルを上げてこうという、教育意識は変わらずなんですけどね。

だから、砂鉄さんの言うように、この雑誌は、わかりやすい人気美人セレブママモデルをアイコンにしつつも、単なるファッション雑誌ではない、”熟読”するにふさわしい雑誌になっているわけね。

で、わたしは熟読まではできなかったけど、一番の雑誌をめくる目的としてアラフォーオンナはどんな服を着たら、あか抜けるのかということを知りたいので、最近はなんでもトップスはボトムにインしちゃえばいいの?それともどんな感じでゆるっと後ろだけ出すの?え?眉毛はどこまで整えればいいの?そんな基本的なことを復習しましたが・・・イマドキっていうファッションってここ数年あまりなくなってきてるから、2年前の雑誌も今年の雑誌開いても区別がつかない問題・・・。

たまに、「VERY」を読む分には刺激になってよろし。美容院で、ヘアスタイルもアカ抜けた、満足満足。

それでは、SEE YOU NEXT TIME!




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