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【"買取"だけではもったいない!】リユースビジネス『再販売サービス』導入について詳しく解説します!

こんにちは!
二次流通で、顧客とのつながりをつくる『Selloop』の長谷川です。

リユースビジネスでは、『買取サービス』だけを行うよりも
買い取った商品を自社ブランドの認定中古品として『再販売』することまでを
視野に入れ施策を行うと、更にビジネスを展開させることができます。

今回は、新たにリユース事業への参入を検討し始めている企業のご担当者様や
既に『買取サービス』を行っている企業のご担当者様に向けて

「買い取った商品を再販売する方法」「メリット/デメリットや具体的事例」について解説します。


1.買い取った商品を再販売する方法は?

再販売サービスの基本的な流れは

『機能面で問題が無く、外観も良好なものを回収し、一定の保証を付けて販売する』
といった形になります。

なお買い取った商品だけでなく、顧客から返品された商品も再販売の対象となり得ます。

2.「再販」のメリット

再販売を行うことによって得られるメリットとしては
新品に比べて安価なため、
価格面で敬遠していた潜在顧客を顕在化させる効果や

顧客へ新たな選択肢を提供することで、
購買を生み出したり、新しい顧客層へリーチできることが期待されます。

また、製品を生産・販売しているブランド『自身が』再販売に取り組むことは
顧客に安心・信頼を購入者に与える手段として非常に効果的です。

これは、中古品を販売するサードパーティーと比較した際に

『純正』であることで優位性が取れることや
自社が顧客に既に認知されている状態で再販売が行えること

により、効果的に顧客の心理的安全性を確保できるということです。

3.「再販売」の具体的事例

代表的な事例として、
『TOYOTA』アウトドア用品ブランド『Patagonia』のサービスが挙げられます。

①TOYOTAの認定中古車

トヨタ認定中古車

TOYOTAでは、
クリーニング、車両検査証明書の発行、ロングラン保証の三つの安心を付与して
TOYOTAの認定中古車として再販売を行っています。

二次流通で適正な流通や価値が担保されていることは、一次流通にも好影響を与えます。

②Patagonia

Patagonia

アウトドア用品等を販売するブランド『Patagonia』は、
米国でWorn Wearという中古衣類プラットフォームを立ち上げ、中古品の再販売を行っています

全ての商品は厳しい検査基準を満たし、クリーニングされ、新品同様の保証が付いています。
加えて、下取りや修理、リサイクルといったサービスも展開してビジネスの拡大を図っています。

4.「再販売」のデメリット

再販売サービスを行うデメリットで代表的なものとしては
新品販売と再販売で顧客を奪い合ってしまう』
(いわゆる新品とリユース品のカニバリゼーション)が挙げられます。

また、再販売するリユース品の品質担保がなされないと、
新品販売やブランドイメージに悪影響を及ぼすリスクもあります。

さらに、既にある一定の二次流通市場が形成されている商材については、
競合企業に対抗するため、実態や価格帯を把握する必要があります。

これらのデメリットを回避するためには
専門的な知見やノウハウ、リソースが必要となるでしょう。

5.デメリットを回避するためには…?

いかがでしたか?

自社ブランド製品の『再販売』はメリットが多く、導入事例も増えている一方で
実際にやるとなると、新品販売と再販売で顧客を奪い合ってしまうカニバリゼーションの危険に代表されるように、複数の重大なリスクも存在します。

そして、それらを避けるためには、専門的な知見やノウハウ、リソースが必要となり
自社で全てを実行するのはハードルが高いということがお分かりいただけたかと思います。

そこで、二次流通支援サービス「Selloop」では
『再販売サービス』のPoC実施を含めた実施を、
ビジネス設計のコンサルティングや各種開発・制作の代行、業務BPOによって支援しています。

もしこの記事をお読みになって、再販売サービスの実施にご興味を抱かれた方は
Selloop webサイトより『noteを見た』とお気軽にご相談ください。

御社の現状から、再販売サービスの実施までを
デメリットを最小限になるよう、手厚くサポートさせていただきます!

この記事が、御社の再販売サービス導入の契機になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!


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