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【殴書】結局世の中実力主義

あなたに+α、U+α(ウタ)です。

元高校情報教員で

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さてさて。
表題ですが。

「世の中は実力主義」

これはよく言われます。
肯定的な意見もあれば、否定的な意見もあります。

学生時代、部活動をやっていた人にはわかりやすいかもしれません。

特に運動系の部活動。

「試合に勝ちたい」

色々な競技試合には「メンバー」というものがあります。
限られたメンバーの枠に入るかどうか。
人数が多いほど狭き門です。
そこで出るのが「選手決め」


A:練習をまじめにやっているが、そこまでうまくない人

B:練習をさぼってるけどうまい人

※もちろんこのうまい・うまくないは相当差があるものだとします。

”部活”と言っても様々な形態があります。
強豪校としての部活。
スポーツ推薦を取っている部活。
強くはないけど学校活動としての部活。

もし、「学生の部活」なら
教育の一環として

A:練習をまじめにやっているが、そこまでうまくない人


を評価するべきです。
しかし、
強豪校や結果を求められている部活なら

B:練習をさぼってるけどうまい人

を使わざる得ない状況が出てくるかもしれません。

実際、部活動の顧問をしていました。
選手決めはコーチに権限がありましたが
やはり、さぼり気味でも初心者と経験者ほどの差があれば
後者を使っていました。





では、これが

「プロスポーツ」なら??


スポンサーから「お金」をもらっている。
勝つことが「貢献」へとつながる。






では、

「仕事」では??

新人でなく、同じ時期に入社した中堅社員として

A:仕事が全然できない(覚えも要領も悪く時間がかかり残業ばかり)けど
 一生懸命まじめに頑張る人

B:仕事ができ、覚えも要領もよく、社内での成績が常にトップ。
 仕事をはやく終わらせてよくさぼっている。

ものすごく極論で、これだけ見ても評価はできないかもしれません。
その人の人柄もあるし、「一生懸命」や「さぼる」の程度が具体的にどうかわかりません。

しかし、仕事は成果主義。

私の考えですが

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きちんと自分の仕事が期限できていて
周りに迷惑かけない程度に自由に過ごしてもらうのは良し(及第点)

+αできていればなおよし。

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今は、誰でも分け隔てなく、「平等に」仕事をするべきだ。
しかし、だらだらと時間で拘束するのではなく、早く仕事が終わればよし。

という働き方改革の風潮がある。

しかし、これはどうも矛盾していると考える。
この理論だと仕事ができて早く終わる人は
無駄な時間を省いて自分の時間にできるという解釈もできるが

仕事ができない・遅い人はいつまでたっても終わらないという風にもとらえられる。

どんどん差が開いて「平等」ではなくなる。

「みんな平等」
「苦手でもまじめに一生懸命に頑張ればいい」

というのはあくまで道徳的観点であり
こと、仕事においては何も意味をなさない。

会社のためにもその人のためにもならない。
むしろ、あわなければ
他の合う業界・企業で再雇用された方がいいかもしれない。
だからこそ、仕事は「自分で(できることを)選ぶ」ものであり、
「させられる」ものではない。
そう考えてしまう。


厳しいことを言ったが
私は「仕事ができない・遅い人」である。

だからこそ生徒にも言ってきた。


「人よりできないと自覚しているなら
人の2倍3倍早めに準備に取り掛かかりなさい」


至極当たり前のことである。

車で20分の場所に集合する。
でも自分は自転車しかない。
じゃあ、遅くとも1時間前には出発する。
歩いていくしかないなら
2時間前には出発する。

仕事ができるようになるには時間が必要で
その時間が人によって違う。
ましてやできるようになる限界も違う。

であるならば、時間を差し出すしかない。

それが不利か不平等かどうかなんて

嘆いている時間がもったいない。


自分の時間を削るか
無駄な時間をできるだけカットして
その分仕事に充てるか。

人生にチートは使えない。
いや、
よほどの

お金、人脈、権力(富、名声、力でしょうね笑)

があれば使えるかもしれない。

ただ、そんな人はほんの一握り。

それなのに
凡人以下の自分はどうすればいいか。
若い時、仕事もできなく
時間もうまく使えず、行き詰りましたよ。

実力なんて同期どころか
後輩の方が上。

そんな自分に嫌気がさしたこともありました。

ただ、それこそ時間をかけて
「自分で」気付くしかないんです。


最後にまとめです。










世の中実力主義

だけど実力がないなら

その分工夫して補え






最後まで読んでくださり
ありがとうございました。

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