なぜTwitter(X)は陰キャしか使わない、と言われるのか

『Twitterは陰キャしか使わない』
そう聞いたことはありませんか?なぜそう言われるのか、解説します。

そもそもですが『Twitterは陰キャしか使わない』
はTwitterでしか言われていないです。

他のSNSでも探せば見つかるでしょうが
少なくとも『Twitterは陰キャしか使わない』という意見が、Twitter以上に幅を利かせているSNSはないと感じます。

僕はTikTokは使っていませんが、Instagramは日常的に利用しています。
(『Twitterは陰キャしか使わない』という主張の続きには『Instagramを使っていれば陰キャではない』という主張が続くので問題ないと考えます。)

上記に記したように、僕はInstagramを毎日のように利用していますが、『Twitterは陰キャしか使わない』を見かけたことは今までに一度もありません。

結論を言いうと
『Twitterは陰キャしか使わない』はTwitter民の意見です。
なぜそんなことを言うのか?というと
『Twitterは性格が悪い人が多い』からです。

なぜこんな環境(性格が悪い人が多いのか)が生まれてしまったのか、というと
まず大きな要因としてTwitterは『文字媒体のSNS』だからだと感じます。
比べてInstagramは『写真媒体』です。

Twitterで他人を非難しようとしたら、文字を書き込むだけでいいですが
Instagramでは動画を撮るか、文字を画像として貼り付けることが必要です。

また、Twitterにはリツイート、引用リツイート、いいね機能があり
それによって拡散されます。

引用リツイートは元のツイートを批判する時も使われますよね。
なのでただ単に良いコンテンツとして評価を受ける投稿も、批判的や差別的で批判や反論が殺到した投稿もどちらも、トレンドとして拡散されます。

そしてTwitter民はリプで批判や反論をするより、引用で反論することの方が多いです。

なぜだか分かりますか?引用すると自分ポスト内に表示されるので
自分のフォロワーにいいねや拡散をして貰いやすいからです。
逆に言えば返信欄で批判や反論をすると、そのポスト主のフォロワーから叩かれやすいし、自分のフォロワーはいいねもリツイートもしてくれないので不利です。

なのでコミュニティが作成されやすいです。勿論、良いコミュニティも生まれますが
逆に言えば悪いコミュニティも出来るということです。

そして、Twitterは検索機能が弱いです。
例えば『カッコいいイラスト』とTwitterで検索すると『カッコいい』と『イラスト』が
文字中に含まれていないと出てきません。
Instagram、Google、Pinterestではありえないです。

Twitterにはハッシュタグもありますが、この検索機能の弱さにより
それによって『タイムラインを見ること』や『トレンドを見ること』が大半になります。

タイムラインは『話題性があることが流れてきやすい(いいねやリツイートが多い)』
トレンドは言わずもがな話題性があることが載るものです。
なのでこのような環境が生まれてしまうんだと思います。

文字媒体のsns→書き込むだけなので批判がしやすい→ いいねだけでなく、リツイートや引用リツイートで拡散されやすい→引用リツイートは批判や反論する場合にも使われる→リプをするより自分のフォロワーにいいねや拡散をして貰えるから→コミュニティが生まれやすい→良いコミュニティ悪いコミュニティが出来る→二極化する→悪いコミュニティが発言→悪いコミュニティのフォロワーがいいねやリツイート(拡散1)→さらに良いコミュニティから引用リツイートで批判や反論する(拡散2)→その批判や反論に悪いコミュニティが更に反論(拡散3)引用リツイートが多い→リプより引用の方が拡散力が高いのでより拡散される→話題性がある→トレンドやタイムラインに載る(拡散4)→Twitterは検索機能が弱いのでタイムラインやトレンドが多く見られる

これの繰り返しです。直接的な拡散の原因でも4つもあります。
なのでそもそもTwitterは『Twitterは陰キャしか使わない』などに関わらず
批判的や差別的な意見が拡散される環境になっているのです。

僕もそういう環境が嫌いでTwitterをやめました。
Twitterでも嫌な人をミュートしたりブロックすれば安全に、SNSを使うことが出来ますが…一々ブロックするのは面倒臭いですし、ブロックする為には一度見ないといけませんからね。

コメント欄は見ない、フォローした人しか見ないという活用をすることで
そのようなツイートを避けることも出来ますが…

そもそも使いやすさの観点から見て問題があるという部分を
次回はお話しさせて下さい。

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