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あんこたっぷり【元祖今川焼 さのや】@観音/銚子6
【魚料理常陸(記事こちら)】を後にし1907年(明治40)創業の【元祖今川焼 さのや】へ向かう途中、味のある建物が目に留まる。
近くに寄ってみると、【磯角商店主屋】と言うことで、国の重要文化財に指定された建物のようだ。
案内板によると、磯角商店は1940年(昭和15)に廻船問屋を創立、開業したことから始まるようで、こちらの建物は1953年(昭和28)に建てられたようだ。
鯛が踊っている懸魚や波を模したと思われる鬼瓦であったり、
二階の欄干には帆掛船がデザインされ、港町にある廻船問屋の建物ということを感じさせる。
外観だけでなく、内部もかなり凝ったもののようだが、こちら個人宅なので一般開放はされていない。
【磯角商店主屋】から徒歩5分ほどの飯沼観音の五重塔の坂の下に【元祖今川焼 さのや】がある。
こちらのお店では、今川焼と夏場はかき氷やところ天などを販売。
銚子名物とうたっているだけあり、立ち代わり入れ替わり、県内外から車で大量に今川焼を買い付ける客の姿も。
店内と店先にベンチがあるので、出来立てを食べていくことに。
今川焼 黒あん、白あん:150円
高さ5~6センチはあろうかという大きな今川焼。
中にはたっぷりのあんこが詰まっている。黒あんはあずきの香りがしっかり感じられ、甘さもほどよし。あんを包む薄皮が香ばしくもあり、もちっとさもあり、お腹がいっぱいだったはずなのに、おいしくって食べる手が止まらない。
白あんはいんげん豆の香りが広がり、これまた美味。
気温も30℃越えの中、なにもアツアツの今川焼なんぞ食べなくても・・・と思ってしまいそうではあるが、夏でもうまいと感じる今川焼であった。
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