見出し画像

夏の冷酒と夏野菜【自家製十割そばと地酒 あけぼのや】@有楽町

JR有楽町のガード下、晴海通り沿いに店を構える【自家製十割そばと地酒 あけぼのや】。ココ、結構使い勝手がいいんだな。

ガード下ということもあり、縦長の店内は厨房に沿ってカウンター席があり、中央に大テーブル、壁際に二人掛けテーブル席が並ぶ。

大テーブルには段ボールで作った手作りの大きなパーテーションが置かれているのだが、アクリルではないので、大テーブルとは言え隣の客が気にならない。

生ビール(キリン一番搾り):638円

たっぷりの胡麻がかかったお通しはキュウリの浅漬けかと思いきや、ズッキーニの煮びたし。こういう食べ方ありだな。


蕎麦屋の前菜盛り:1738円
季節感ありなお通しは単品注文も可能。

蛸と胡瓜の酢の物は大葉の香りが爽やか。梅酢でさっぱり。

枝豆の黒ビール漬けは黒ビールというよりはステーキのソースのような、どこかスコーンのバーベキュー味ぽくも感じる。

セロリのキンピラは香りよく、シャキシャキ食感がイイ。

焼き茄子は焼いた茄子の独特な香りが、夏だねー。

こちらのお店、変わり種の日本酒も揃っていて、1合だけではなく60mlのグラスの用意もあるので、飲み比べもできる。

今回は限定入荷の3種を飲み比べることに。

大木代吉本店 楽器正宗 純米吟醸 雄町(福島):528円

甘さ感じるがやわらかで、後味すっきり。軽い。

仙禽 かぶとむし(栃木):484円

ボトルがかわいいこちらの日本酒。その甘酸っぱさはカブトムシが好きな味なのか?スッキリとした酸味と、最後に桃のような甘い香りを感じる。

新政酒造 亜麻猫 (秋田):748円

非常に複雑な味わいだが、後味すっきりで、どこかプラムの香りも感じる。

3種共に個性があり、どれも夏向きな味わいでつまみに合う。

玉蜀黍(とうもろこし)のかき揚げ:1078円

これまた夏だね。
サクサク食感のかき揚げはひげも甘くっておいしいんだ。

【あけぼのや】の蕎麦は常陸秋蕎麦十割せいろで、店で打っているとのこと。

十割せいろを注文すると生わさびが出てくるので、すって待つ。

十割せいろ:1628円
きざみみ鴨つけそば:1628円

まずは蕎麦自体を味わってみると、蕎麦の香りがふわりと広がる。

噛んでいくと甘みも広がる。

最初に塩をつけて食べてくださいとは言われたけれど、個人的に蕎麦に塩は合わない気がする。ちょっと通っぽくはあるけれど。

蕎麦汁はコクあり。節系が効いているのか、ちょっと燻し感が気持ち強めだが、嫌じゃない。

きざみ鴨つけそばのつけ汁は鴨とネギがたっぷり。
鴨の脂でコクもあり。

まぁ間違いないわな。

最後はとろとろ濃厚な蕎麦湯を飲んで、ごちそうさま。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?