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食文化の融合【ペルー料理アルド】@麻布台ヒルズ

麻布台ヒルズタワープラザ3階に店を構える【ペルー料理 ALDO (アルド)】。

前回、この店の向かいにある【アヒリヤ】でランチをした際、行列が長かったため次回の宿題とした店である。

ペルー料理はあまり馴染みがなく、どんな料理なのか想像もつかないが、なんでも、World Travel Awards「世界で最も美食を楽しめる国 」に選ばれるグルメ大国とのこと。

手始めに週末ランチ、シェフズランチ(2800円)を食べてみることに。

横長の店舗で、入ってすぐにバーカウンター、その横はテーブル席となっている。

アルコール類はペルーのビールやペルーワイン、ペルーの蒸留酒ピスコなどがあるのだが、ビールに関しては一部欠品であった。

ピルセン:880円

麦芽とホップとコーンの軽いビール。

ピスコ ラ ボティハ アチョラド 炭酸割り:900円+110円

アルコール度数42度で、初めてピスコを試す人向けとのこと。
飲んだ後にぶどうの甘いかおりが広がるが味わい自体スッキリ飲みやすい。

真鯛のセビーチェ

塩漬けされた真鯛の刺身にレモンとパクチーをメインに味付け。真鯛の周りに、香ばしく焼かれたカリカリ食感のとうもろこしやさつまいもなどが一緒に和えられている。

結構しっかりと塩が効いているのだが、味自体はさっぱりとして香りよく、食感もいろいろ楽しい前菜。

カウサ(ペルーのポテサラ)

じゃがいもと黄色い唐辛子を使った前菜。
上に、バジルソースとうずらのゆで卵、オリーブが乗っている。

マッシュポテトは唐辛子が入っているとはいえ、さほど辛さはなく、むしろ塩が結構しっかりめに効いていてほんのり酸味あり。ツナが間に挟まれている。

香りよいパプリカのソースを合わせてもよく合う。
ちなみに、じゃがいもはペルー発祥の地と言われているらしい。

メインはビーフ、チキン、海老とベジタリアン用キヌアの中から一つ選ぶことができる。

ビーフと野菜のペルー風炒め

ペルー料理の代表格、ロモ・サルタード。牛肉と野菜(トマト、玉ねぎ)を炒めた一品。

ピラミッド型のライスと、

ポテトフライが添えられている。

味付けは塩味強めではあるが、醤油ベースということもあってか日本人にもなじみのある味で、ライスが進む。
中華系移民の影響を受けた料理のようだ。

海老のクリーム煮ピスコ風味

まるでフレンチのような一皿。

濃厚なクリームソースは海老の香りもしっかりと感じられる味付けはよいのだが、これまた結構塩気が強め。

故にライスと併せると、クリームリゾットのようで相性よいのだが、ライスの量がもう少し欲しくなる。

今回初めて食べたペルー料理。総じて塩気がしっかり効いている印象はあるものの、美食を楽しめる国と評されるのも納得な、バラエティに富んだ、料理の数々であった。



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