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蕎麦屋で一献福井を堪能【神楽坂 九頭龍蕎麦】@神楽坂

福井の蕎麦と郷土料理を福井の地酒と共に楽しめる【神楽坂 九頭龍蕎麦(くずりゅうそば)】。

芸者新道沿いにあるこちらのお店、通りから見ると大箱に見えるが、店内はそこまで大箱感はない。

店内は落ち着いた雰囲気で、客席に面した蕎麦打ち場もある。

蕎麦屋なので、夜でも蕎麦だけでOKだが、つまみメニューも充実しているので、軽く飲む。

生ビール:650円
お通し:650円

お通しは青菜のおひたし。

珍味盛り合わせ3種:1100円

豆腐の味噌漬

まるでチーズのよう。

越前汐うに

少しからすみのようでもある。

へしこ(サバの糠漬け)

どれもこれも日本酒ちびちびやりたくなるな。

日本酒は福井を代表するものをいくつか揃えている。

黒龍純米吟醸:1660円/1合 

漆器の器に注がれる。お猪口も漆器ってところがイイ。へしこの塩気と相性よし。

小鯛の笹漬け:1100円

昆布締めされているので何もつけずにそのままで。
鯛の横に添えてある黄緑色のものは、小鯛を締める際に使われた白板昆布。
ふかふかとした食感だが、うまみあり。

ぱさつきがちな小鯛もねっとりとし、笹の香りが広がり、これまた酒のアテにぴったり。

越前おろし蕎麦:880円

福井の蕎麦と言えばコレ。
汁に浸かった冷たい蕎麦の上にたっぷりの大根おろしと花かつおとネギが乗っている。

削り節とネギをよーーく混ぜ合わせる。

蕎麦は香りよくコシあり。
昆布だしベースの汁にたっぷりの大根おろし。そこに削り節とネギがアクセントとなる。

蕎麦湯は竹筒に入っていて、大根おろしの入った別添えのそば汁に注いでいただく。

舞茸天蕎麦:1540円

蕎麦汁の色が薄い。
出雲の蕎麦のようにゆで汁に浸かっているかのよう。

飲んでみると、昆布だしか?ほどよい塩気とまろみある甘さ。

故に、蕎麦の香りも活きていて、これうまいな。

舞茸天は福井のブランド舞茸とのことで、こちらも香りよく、サクサクジューシー。

越前おろし蕎麦ももちろんうまかったのだが、この温かい蕎麦は今までにない感じ。

福井の温かい蕎麦はこのそば汁がスタンダードなのかと店の方に問うと、そういうわけでもなさそうな回答。オリジナルだとしても、ここの温かい蕎麦はうまいぞ。

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