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"Cara Sucia" Casimiro Alcorta 作曲Orq. Francisco Canaro と(歌手) Lola Membrives (歌手) が演奏する古いタンゴ。1919年録音。

以前、最も古いプロトタンゴの 1 つ、1870 年代に登場した"Bartolo"を紹介しましたが、もう一つの古いプロトタンゴ、1884 年にアフリカ系アルゼンチン人の作曲家カシミロ・アルコルタによって作成された ”Cara sucia”「汚れた顔」(
または”Concha Sucis" 「汚れた貝殻」。

初期のタンゴの多くのタイトルと歌詞にはポルノ的な意味合いが含まれていました。”Uno de los tango de prostibulo”と書いてある物もありましたから、当時、売春宿で歌われていたタンゴ曲なのでしょうか。。。

タンゴが一般に受け入れられ、レコードを通じて広まり始めたとき、初期のタンゴの多くは書き直されたり、タイトルが変更されました。さらに、1930 年以降に導入された軍事独裁政権は、不道徳と見なされる歌の歌詞と名前を禁止しました。こうして ”Concha Sucia" は ”Cara Sucia” になりました。


こちらは 1955年にフランシスコ・カナロ と ファン・カルロス・ロロンによって録音されたバージョンです。

同じフランシスコ・カナロ・オーケストラでも、時代によってかなり違います。
タンゴは、そのような面白さもありますね。
時代によっても違うし、オーケストラによっても違う感じになります。
色々と聴き比べてみるのも楽しそうですね。

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