貴乃花親方問題は協会ビジネスの闇?

基本音声で神アニメの魅力を発信していくのですが、たまーに文面でも発信して行こうと思います。そして、テーマもアニメに拘らず、発見や思いついたことをつぶやき的に発信していきますね。


本日、平成の大横綱である貴乃花親方が、相撲協会に引退の申し出をしました。これの意味することは、もう「相撲協会」に戻ることはなく、部屋はもちろん、弟子といった後進の育成に関わることはもうないということです。

先日白鵬の優勝に終わった秋場所でも、貴乃花部屋の力士が3人も勝ち越し、優秀な結果を残したと言えます。

以前から「貴の乱」と言われ、世間を騒がせましたが、結局見えてきたのは、「協会ビジネス」の闇です。

これは、相撲協会に限らず、昨年あたりからかなり「○○協会」を巡って様々な問題が起きています。主には「パワハラ問題」が目立ち、レスリング協会でも、あれだけ成果を出した栄監督が締め出されました。最近では体操競技においても新たにパワハラ問題が発覚し、アメフトでも、日体大とは言え、危険タックル問題があり、その指導方法や体質が疑問視されています。そして、ボクシング協会でも、「奈良判定」と言われ、会長の地元が有利になるような、無言の圧力(忖度)があり、会長辞任という所まで事態は発展しました。

ネットではアメフト協会の田中とボクシング協会の山根で、「新アンガールズ」と揶揄されていましたが(笑)、おそらく、このような「協会」を巡った問題というのは、これからどんどん噴出すると思われます。

特にスポーツの協会というのはわかりやすいので問題になりやすいのだと思いますが、今後「協会ビジネス」そのものが見直されるだろうと思います。

問題なのは、「協会ビジネス」が旧体制のものであり、もう時代に則していないということです。結局「協会」は、相撲で言えばプレイヤーである「力士」を守る以上に、マネージャーである「協会員」もっと言えば、協会の上の人が一番美味しい汁をすするシステムだからです。プレイヤーは、マネージャーの為に存在しているようなシステムでは、パワハラや暴力などの問題が起きてくるのは当然です。

今これだけ問題が相次いで起こる背景にあるのは、「協会ビジネス」の闇があぶり出されているという訳です。

とは言え、「協会」がないと、スムーズな運営ができない面があるのも事実だと思います。しかし、新たなシステムにしていなければ、問題が尽きることはないでしょう。これは、協会だけでなく、大企業や老舗の会社などにも言えることではあります。形を変えられないほど凝り固まってしまったら、壊れるしかないのです。

何が起こるかわからないような現代において、「変化」して行けないような体制では、おそらく生き残っていくことはできないでしょう。土地があれば安泰の時代が終わったように、大企業や協会であるが故に、一つのほころびで崩壊する時代です。

貴乃花が良いとか悪いとかいうつもりは全くなく、ただ、「協会ビジネス」に潜む闇というものは、確実に存在し、明るみになることで、崩壊するか新生するかのどちらかになるでしょう。


今回は、いつもとは違い、コラムとしてお送りしていきましたが、ちょくちょくぶっ込んで行こうと思いますので、よろしくお願いします!


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