『魔法少女まどか☆マギカ外伝2ndシーズン』あの３人が帰ってきた！
『魔法少女まどか☆マギカ外伝2ndシーズン』
伝説の神アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』が外伝のセカンドシーズンになって帰ってきた！！
『魔法少女まどか☆マギカ』は、１０年前に放送された作品で、「神アニメランキング！虹見式」でも、２本コラムにして配信していて、人気の高いコラムとなっています。
この作品は、「魔法少女」という言葉から、少女アニメとか、ヲタ好みの作品のように思えますが、願いを代償に魔法少女となり、魔女と戦う過酷な運命を背負わされた、重く、深く、悲劇に満ちた物語です。
その深さや本質についても、コラムとして特集しています。
そんな『まどマギ』ですが、昨年「外伝」として、ゲームを元にしたアナザーストーリーの１stシーズンが放送されました！
まどマギの舞台となった見滝原市ではなく、神浜市で新たに登場した魔法少女たち。主に、TrySailの３人がメインキャストだったので、トラセ推しにはたまらなかったのではないかと思います。
ただ、物語においては、正直薄くて軽かったと言わざるを得ず、本編のような内容を期待していた人は、がっかりしたのではないでしょうか・・・。私もその１人です。
ただ、TrySailの主題歌や３人が共演していることは、たまりませんでした（笑）
そんな外伝ですが、７月３１日から、２ndシーズンが放送開始となりました！
早速観てみたら、
「おや、登場してるの、本編のキャラやん！！」
そう！鹿目まどかをはじめ、暁美ほむらと美樹さやかの３人が登場しているでは有りませんか！！
「ループもの」の可能性
『魔法少女まどか☆マギカ』は、いわゆる「ループもの」と言われる作品で、暁美ほむらの能力によって、鹿目まどかを救うために、何度もループをしてたどり着いた世界線の物語です。
外伝は、そこに辿り着くまでの、どこかの世界線の物語になるわけですが、「ループもの」とはある意味、幾つもの物語を作ることができる秀逸な設定だなと感じます。
というのも、本来なら物語が完結すれば、もう新たなストーリーを楽しむことも、キャラに会うこともできないものですが、ループしているどこかの世界線の話とすれば、新たに物語を展開できるわけです。
「ループもの」と言えば、他に有名な人気作品として『シュタインズゲート』が有りますが、この作品も、『シュタインズゲート ゼロ』として、描かれなかった世界線を描くことで、『シュタインズゲート』という作品の幅を広げ、深みを増し、かなりの神作品に押し上げたと思っております。
作品作りの注意点
ビジネス的にも、人気作を新たに作ることができて潤うし、ファンにとっても喜ばしいものがあります。ただ、やり過ぎてしまったり、本編から逸脱しすぎると、侮辱ととられて逆効果になることもあるので、ビジネスメインで進めるのはおすすめできませんね。
ちゃんと、作品や作者への敬意を払った上で、制作してもらいたいものです。
そういう意味でも、現在放送中の『小林さんちのメイドラゴンS』は、前作を担当した、京アニテロの犠牲に遭った監督の意志を受け継いでいたり、作品への愛を感じます。
こういった作品は、ファンあってのものだと言えますが、ファンを食い物にするのではなく、作品愛やリスペクトを忘れずに制作してほしいものです。
ぜひ、『まどマギ外伝2ndシーズン』も、そういった敬意を忘れずに、制作していただき、面白い作品を提供してほしいですね。
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